やっぱり咬み合わせって大切ですよ。

上下の歯ってつねに噛んでいるものでしょ? 「近ごろは口をポカンと開けた若者が多いですねえ。昔は行儀にうるさかったから、よく母に 「お口つむって、背すじは伸ばす!」と注意されたものです。私のようにつねに奥歯をガチッと 噛んでいれば、口も自然に閉じるのだが。 え?上下の歯はふだんは離れているものだって?決してそんななずは・・・。」 上下の歯を、つねにガチッと噛んでいる?それはかなり顎が疲れるでしょう。それに、歯や歯 槽骨への負担も大きいと思いますよ。歯がグッと噛み合うのは、本来は食事のときがおもです からね。 力を入れたり緊張したときに一時的にグッと噛むことはあっても、リラックス時には上下の歯 は離れて、くちびるは閉じている。これが望ましい状態です。いつもガチッと噛んでいては、 歯や歯槽骨、顎の骨が疲労してしまいます。 もちろん、人によって力の強さは違うし、シチュエーションも違えば噛む力は違ってきます。 垂直方向の力か水平方向かでも影響は違います。だから「力による被害」といっても、一概に は言えません。 ただ終始噛む力が加わるとどんなことが起きがちかというと、まず歯が傷みやすくなる。する と当然ながら詰め物や被せ物も取れやすくなる。ときには歯が折れて抜歯にもなってしまいま す。 そのうえ、力によって歯槽骨が減りますから、そのぶん歯周病が進行しやすくなります。その うえ顎関節も傷みやすい。なかなかやっかいです。 噛むという行為のコントロールは、大脳皮質などで行われ、無意識で行っていることがほとん どです。でも日中の噛みしめなら意識できるので、ときどき「リラックスしよう」と気を付け れば防ぐことはできます。ぜひはじめましょう。 日本人は出っ歯が多いので、歯を噛み合わせないとくちびるが閉じにくいという人は多いかも しれません。こういうことは、民族によってだいぶ異なるでしょうね。 一方、スマイルが社交の基本である欧米人を見ていると、小さくスマイルするときにくちびる が離れる寸前の状態、これがもっとリラックスし、歯が自然と離れた状態かなあと思います。 くちびるを閉じたまま歯を離しておくことに慣れたいなら、口を閉じて軽くスマイルしてみて は?感覚がつかみやすいし、印象もよくなって一石二鳥ですよ。 「リラックスしているとき、本来上下の歯は軽く離れています。 常時歯を噛み合わせていては、あごが疲れちゃいますし歯や歯槽骨(歯を支えている骨)への 負担も大きいです。くちびるは閉じたまま、歯を離し力を抜いて過ごしましょう。 http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/