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歯周病と関わりがある病気

歯周病菌が血液や唾液などに混じって全身に流れていくと、肺炎や動脈疾患、低体重児出産、感染 性心内膜症などの病気を引き起こすといわれています。 肺炎は、肺にウイルスや細菌などが感染して肺に炎症が起こる病気です。歯周病になると肺炎にかかりやすくなると、言われています。 http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/index.html また、飲み込む力が衰えている高齢者や寝たきりの人は食べものや唾液などが誤って肺に入り込 み、誤嚥性肺炎を起こす可能性もあります。 動脈疾患には、感性性心内膜症、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞などがあります。 歯周病菌が血中に流れ込み、心臓まで到達して炎症を起こす感染心内膜症や、血管の内側に歯周病 菌が付着することで血液の通りを狭め、狭心症や心筋梗塞に至る可能性があります。 妊婦さんの場合は、歯周病によって作り出された物質によって早産や低体重児出産の可能性が高く なるそうです。

バイオフィルム

バイオフィルムとは?

バイオフィルムとは『細菌などが集まってでき

たヌルヌル、ネバネバした塊』のことです。

そういってもピントこないと思いますので、私

達が生活する上で存在するバイオフィルムの話

しをします。台所やお風呂場の清掃を少ししな

いでいるとそこには、ヌルヌルとしてきます。

そのヌルヌルを除去しようと思っても、塩素系

の薬剤等を使用しない限り、ブラシのみではな

かなか取り除くことは困難であると思います。

この除去しづらいヌルヌルがバイオフィルムで

す。歯の表面や歯周ポケット内部にも同様のバ

イオフィルムが形成されます。

バイオフィルムの内部には複数の細菌が生息し

ています。

バイオフィルムという家の中で複数の細菌が共同生活をしていると思って下さい。問題なのはバイ

オフィルムは薬剤や殺菌剤などの外敵から身を守るためにバリアとして働いているとのことです。

かなりの高濃度の薬剤でもない限り、内部の細菌を殺すことは困難です。

ではどうしたらバイオフィルム内部の細菌を除去できるのでしょうか?

答えは簡単です。歯ブラシやフロス等で機械的にこすり、除去することです。しかし、歯ブラシだ

けで完全にバイオフィルムを除去することはできないと言われています。特に歯周ポケットの内部

には歯ブラシは届きませんのでバイオフィルムの内部の細菌を除去することはできません。歯周病

を治すには単に消毒だけしたり、その部分に薬を入れるだけではなく、このバイオフィルムを専門

的に除去していく必要性があります。

歯ブラシだけでバイオフィルムを完全に除去することは非常に困難とされています。

先に説明したように歯ブラシだけでバイオフィルムを完全に除去することは非常に困難とされてい

ます。そのため歯科医院にてバイオフィルムを定期的に除去することは非常に重要なことで、むし歯

や歯周病の予防の第一歩になります。そのためにはメインテナンスを受けられるのは非常に有効な

ことです。定期的にバイオフィルムを除去(フッ素の併用も必要)することでむし歯の予防と歯周病

の管理ができます。

 

虫歯予防は歯ブラシだけではありません。

〇 知らないと損する虫歯予防 940年にSteohanがヒトの歯垢のpH変化を最初に測定した。プラーク中のpHの変化を表したものを ステファンカーブといいます。 プラーク中に存在する細菌が口腔内の糖を分解して酸をつくります。その酸により口腔内のpHは急 激に低くなりますが、唾液の緩衝作用によって徐々にもとの状態に回復します。 このpH変化は、飲食物の炭水化物、プラーク中の細菌の種類及び量、唾液の分泌速度と緩衝能に大 きく影響されます。とくにpHの回復に唾液は非常に重要な働きをしています。 口腔内においてpHの低い状態が一時的なものであれば、唾液緩衝能により酸性から中性域に戻り再 石灰化が起こりむし歯にはなりません。 間食をしたり飲食を続けていると、口腔内ではpHの低い状態が続き、再石灰化の生じる時間がなく 初期むし歯が発生してしまいます。つまり炭水化物(糖質)系の食べ物や飲み物お口に入れるたび に、お口の中は酸で満たされて、その回数分歯が溶ける事になります。つまりだらだら食いは 虫歯の発生の可能性を高めることになります。逆に虫歯を予防したければ炭水化物(糖質)を お口にする回数を少なくする事が大切です。もし甘い物が食べた変えれば、ご飯のあとのデザート として食べてしまえば、酸にさらされる回数が少なくなり、虫歯予防になるのです。このような 事を頭の隅に入れておくだけでも、虫歯の発生率は大きく変わることを忘れないで下さい。                       www.cyber-digital.jp/dental-flash/  

むし歯の進行

むし歯の進 歯科検診のときに、歯医者さんから「C1(シーワン)」などという言葉がよく聞こえます。 この「C」は、Caries(カリエス=むし歯)の頭文字で、1?4までの数字でむし歯の状態を表し、 数字が大きくなるほど、むし歯が進行していることを表します。 ・CO 実は、初期むし歯も「C」を使って表されますが、歯にはまだ穴があいておらず再石灰化で元の健康 な歯に回復することが可能なことから、「CO(シーオー)」、Caries Observation(カリエス・オ http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/ ブザベーション)と表し、いわゆる観察が必要な歯(要観察歯)として扱われています。 穴の開いてしまった実際のむし歯には、様々な段階があります。 ・C1 一番程度の浅いC1は、むし歯の進行がまだエナメル質にとどまっている状態です。この時点では特 に痛みを感じませんが、エナメル質には穴が開き変色も生じるので目で見てむし歯になっているこ とが分かります。 ちなみにむし歯の部分が茶色や黒に見えるのは、食べ物の色素やむし歯菌などの細菌が出す色素が 沈着するからです。治療としては、エナメル質の腐った部分を削除し、充填剤で穴を埋めます。 ・C2 C2は、エナメル質を超えて象牙質にまでむし歯が進んだ状態です。 歯髄(歯の神経)に近づくにつれて冷たいものがしみるようになり、痛みの自覚症状が現れてきます。治療はむし歯の部分を大きく削り 樹脂や金属セラミックで詰めていきます。 http://www.cyber-digital.jp/dental-flashhttp://www.cyber-digital.jp/dental-flash/ C3 C3は、象牙質が破壊され、歯髄にまで到達して炎症(歯髄炎)が起きている状態です。この状態ま で進行すると神経を直接刺激するため、激痛を伴います。治療は歯髄を取り除き、歯の腐った部分を被せ物(クラウン)で入れかえます。 ・C4 C4は、歯肉よりも上の部分が崩壊し、歯の根の部分にまで進行した状態です。歯根部分にまで細菌 が入り込むと、歯髄が炎症を起こして死んでしまうため痛みは逆に感じなくなります。しかし根の 先端の部分に膿(うみ)の袋ができる場合があり、噛んだときに痛みを感じます。ここまでむし歯 が進行すると歯を残すことは難しく、抜いてしまう場合がほとんどです。 以上のように歯に穴の開いてしまったむし歯は初期むし歯と異なり、成分補給による修復や唾液の 自然治癒はなく、治療が必要です。初期むし歯が実際のむし歯に進行する前に再石灰化でその進行 を防ぐことが大切です。

歯並びの基本知識

乳歯 人間の子供の頃にある歯は合わせて20本であ り乳歯(脱落歯、第一生歯)と呼ぶ。前方から 順に乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯、第一乳臼 歯、第二乳臼歯と呼ばれる。乳歯は生後6? 8ヶ月ごろより多くの場合は下顎の前歯から生えてくる。3歳頃には全て生えそろう事が多い。 乳歯は永久歯と比べてエナメル質と象牙質の厚みが薄く柔らかい。 全体的に歯は小さく、青白や乳白色を示す。石灰化度が低いため、う蝕になりやすい。 また、乳歯には骨髄や臍帯血に比べて高密度で幹細胞が含まれており、近親者へ移植できる可能性 もあることから、骨などの再生の実用化に向けた研究が進められている。 永久歯 6歳頃から永久歯が生え始める。人間の永久歯は大きく切歯、犬歯、小臼歯、大臼歯の4種類に分 けることが出来る。現代人の歯は上下合わせて28本。親知らずを含めると32本である。切歯は 中切歯、側切歯、の2種類上下計8本ある。犬歯は上下計4本。臼歯は計20本存在し、小臼歯 (第1小臼歯、第2小臼歯)と大臼歯(第1大臼歯、第2大臼歯、第3大臼歯)に分けられる。乳 歯の脱落後に生えてくる、中切歯?第2小臼歯までを代生歯、第2生歯とよび、乳歯の存在しない 大臼歯を加生歯と呼ぶ。まず、第1大臼歯(6歳臼歯とも呼ばれる)から生え始め、その後徐々に 生え替わっていく。大体13歳頃には前歯から第2大臼歯までの28本が生えそろっている。第3 大臼歯は生えてくるのが遅く、また、生えてこない事もあり「親知らず」(知歯/智歯)ともよばれ る。

知らないと損する歯の構造

エナメル質

歯の表面部分、一番外側の部分をエナメル質と

いいます。エナメル質は人間の体の中で最も硬

い組織で、水晶と同じくらいの硬さがありま

す。厚みは2?3ミリほどあり、歯に対する

様々な外部組織から歯髄(歯の神経が通ってい

る部分)を守るということが、最大の役割で

す。

象牙質

エナメル質の下の層にある組織です。歯の大部

分を構成している、歯の主成分です。

エナメル質よりも柔らかい組織であるため、虫

歯は象牙質に達した後は、むし歯の浸食スピード

が加速します。

また、象牙質に刺激が加わりますと痛みを感じ

ます。象牙質は僅かに再生能力があり、歯髄を

保護するように働きます。

歯髄

歯の中心部に流れる神経が通っている組織で

す。歯の痛みを感じるのは主にこの歯髄です。

歯髄には痛みを感じるということ以外にも、象

牙質の形成や歯への栄養の供給、炎症などの刺

激に対する防御反応などの役割があります。

また、「歯の神経を抜く」といった場合、これ

らの組織をすべて取り除くことを指します。

これを専門用語で「抜随」(ばつずい)といい

ます。

セメント質

歯根の象牙質の表面を覆っている組織です。歯根膜と呼ばれる結合組織をつなぎとめる役割をして

います。

歯根膜

歯槽骨(歯を支えている骨)と歯根の間にある薄い膜のことです。

歯と歯槽骨を繋ぐという役割のほか、「噛み応え」を感じるという役割や、歯に伝わる咬合力を調

整するという役割もあります。噛んで痛みを感じるときには、この部分に炎症があります。

歯槽骨

歯を支えている骨のことです。通常、歯は簡単に抜けることはありませんが、歯周病が進行すると

歯槽骨や歯根膜が破壊されるため歯を支えることが出来なくなり、歯が抜けてしまうことがありま

す。

また、歯周病で一度吸収してしまった歯槽骨は、どんなに良い治療を行ったとしても回復が非常に

困難です。

歯肉

いわゆる「歯ぐき」です。正しくは歯肉(しにく)と言います。

歯ぐきは歯槽骨を保護する役割をしています。ここに炎症を引き起こした状態を歯肉炎といいま

す。さまざまな病気のシグナルがこの歯肉に現れることが多いので、歯肉の検査はとても重要で

す。

●フッ素塗布でむし歯予防 最近、周りで「フッ素塗布をやってきた!」という方をみかけませんか? お口の中の汚れを歯磨きだけですべて落とすことは、テクニックと時間を要するため、非常に難し いとされています。そこでむし歯予防の一つとして、歯科医院では定期的にフッ素塗布(正しくは フッ化物塗布)が受けられます。 フッ素塗布を取り入れるとなぜむし歯予防に繋がるのでしょうか。ここではフッ素塗布の効果や回 数、デメリットについてご紹介します。20160526_003     ●フッ素塗布の効果 むし歯になる原因に対して、フッ素塗布の以下の ような働きが、「歯」と「お口の中の細菌」に作用し、むし歯になりにくくする効果があるとされて います。 1.唾液中に含まれるミネラルの沈着を促進し、再石灰化を助ける 2.歯の質を強化し、酸から歯を溶けにくくする 3.酸の生成を抑える □乳幼児・子どもへの効果 「生えてきた乳歯」や「生えたての永久歯」は、歯の質が弱くむし歯になりやすいため、フッ素を塗 ると予防効果を大きく期待できるとされています。 □成人への効果 歯周病や部分入れ歯の使用によって、顎の骨や歯茎が痩せて(吸収して)しまい、普段なら歯茎で 覆われているはずの歯の内部のセメント質象牙質が露出してくることがあります。 セメント質や象牙質はエナメル質(歯茎から上の歯の表面部分)よりも弱くむし歯になりやすいた め、歯ぐきが露出してしまった場合には、フッ素を塗ることでむし歯のリスクを下げることに役立つ とされています。 ●フッ素塗布の方法や回数 塗布の必要な回数はお口の状態によって異なりますが、1年に2?4回の塗布を継続することで20% ?40%程度のむし歯の予防効果があるとされています。塗布の方法は「歯面塗布法」、「トレー 法」、「イオン導入法」の三つの方法があります。なお、歯科によって実施している方法が異なり ますので、詳しくは治療を受けられる歯科医院に確認しましょう。 □歯面塗布法 丸めた綿や綿棒や歯ブラシにフッ化物を浸して、歯1本ずつにフッ素を塗る方法。トレー法やイオ ン導入法に比べて短時間で終わらせることができるため、1歳の(乳歯が生えた)お子様から大人 まで受けられます。 □トレー法 トレー(マウスピース)にフッ化物を入れたものを口にくわえて、上あごと下あごに分けて各3? 4分間フッ素を浸透させる方法。トレーを一定時間くわえることに耐えられるお子様から、大人ま で受けられます。 □イオン導入法 フッ化物を浸した綿や、トレー(マウスピース)にフッ化物を入れたものを口にくわえて、上あご と下あごに分けて各3?4分間、人体には感じない程度の弱い電流を流してフッ素を浸透させる方 法。電流を通すことで、フッ素がより歯の表面により付着しやすくなるとされています。綿やト レーを一定時間くわえることに耐えられるお子様から、大人まで受けられます。 【医療機関で受けるフッ素と、歯磨き粉剤に含まれるフッ素の違い】 これら2つの違いは、フッ素の濃度にあり、期待できる効果も少し異なります。 歯科や市町村の保健センターなどの医療機関で使用する高濃度フッ素(9,000?123,000ppm)は、 歯質の強化を特に期待することができます。 一方で、薬局やスーパーなどで販売されいるフッ素配合の歯磨き剤などに含まれる低濃度のフッ素 (500?1,000ppm)は、使い続けることで再石灰化の促進や酸を作る力を抑えることを期待するこ とができます。これらを併せて行うことで、むし歯予防の効果がより高まります。 ●フッ素塗布の注意点 フッ素塗布を行った場合でも、効果が出なかったり、別の問題が出てくる恐れもあります。 わからないことがあれば歯科医師に相談し、どのようなデメリットがあるのか、きちんと把握して から治療を受けましょう。 ○むし歯になりやすい方は生活習慣も同時に見直す フッ素を塗っても、歯磨き歯がきちんとできていない場合や、食事をダラダラと食べ続ける習慣が ある場合にはむし歯になる可能性がありますので注意しましょう。 むし歯は「歯の質の問題」、「お口の中の細菌」、「糖分の取り方」、「食べ物が口の中に停滞する 時間」が重なることによって発生します。フッ素を使用することで「歯の質の問題」と「お口の中 の細菌」のむし歯に対する抵抗性を強化することができますので、それに加えて食事やおやつの取り 方と適切なブラッシングをきちんと行い続けることにより、はじめてむし歯予防に繋がります。 ○変色や知覚過敏の悪化などのデメリットを確認する フッ素の種類(フッ素第一スズ)の中には、歯に着色や変色を起こす恐れや、知覚過敏症を悪化さ せる恐れがあります。なお、歯科医院によって取り扱うフッ素の種類は異なりますので、どのよう なことが起こる可能性があるのか、詳しくは治療を受けられる歯科医院に相談しましょう。 ○過剰摂取はしない 一度に多くのフッ素(体重1?あたり2?以上)を飲み込んでしまった場合は、吐き気や嘔吐など の急性中毒を生じることがあります。 しかし、歯科で受ける塗布では、急性中毒が起こらない範囲の量を用いているようですので心配な いでしょう。

美容院に通うようにPMTCしませんか?

バイオフィルムができるまで むし歯や予防で歯科医院ができる1番の方法が、PMTC、と最近では予防歯科では良く言われるよ うになりました。そして北欧の予防先進国では、PMTCは、皆さんが美容院や床屋さんへ行くよ うに日常生活に溶け込んでいます。それほどPMTCは、予防に効果的な上快適な予防方法なので す。PMTCは本来お口の中でバラバラに生存している細菌が、手を取り合い塊となって生活して いるバイオフィルムを破壊することができる、唯一の方法です。バイオフィルムはものすごく 強固なため、歯磨きはもちろん歯石除去の時でも確実に壊すことができないのです。 PMTCはそんな頑固なバイオフィルムを気持ちよく落とすことができます。むし歯や歯周病の予防 になり、歯の色も本来の色に戻してくれます。 PMTCは予防効果が高いだけでなく、なぜ気持ちいいのでしょうか?それは、当院で使用する器具に にあります。PMTCで使用する器具はほとんどがゴム制です。歯と歯の間、歯の表面、歯と歯が 噛みあう面も、歯科衛生士がゴムのチップと樹脂制ブラシで丁寧に落としていくからです。 少し振動はありますが、歯を削る時の「キーン」といった頭の先まで響く音ではありませんので、 金属音が苦手な方もご安心下さい。歯の表面、噛み合わせの部分、歯と歯の間までしっかり磨け たら、次に歯茎のポケットも洗浄します。そして最後にフッ素を塗り仕上げになります。 フッ素の効果に関しては、今後改めてご紹介させていただきたいとおもいます。ぜひ PMTCの気持ち良さを早速体験してみて下さい。  

横浜歯科クリニックの予防は皆様に健康美をお届けいたします。

?予防歯科は快適です? 予防歯科は、むし歯治療とは違います。1番の違いは歯を削らないということ。歯科医院ではを削られるのが大好き!という方おそらくいないと思います。だからこそ「削らない治療」をするための1番は『むし歯や歯周病にならないということです」「そんな事わかっている」という声がいまにも聞こえてきそうですね。たしかに、それが1番良いのはわかっているけど、1番難しい方法に感じしまうかもしれません。
スケーリング・ルートプレーニング

とても気持ちの良いクリーニングです。

むし歯や歯周病にならないために定期検診が大切なのは分かっているけど、歯科医院の「あの音が」・・・『あの匂いが・・・」そもそも歯科医院の雰囲気が嫌いという方は、残念ですがとても多いのが現実です。そこで横浜歯科クリニックでは『気軽に」「気持ち良く」「美しく」予防をしている方が、お子様からご年配の方までたくさん増えてくれれば、と思い歯科衛生士が皆様に対応させていただいてます。 予防と聞いて、1番最初に何を思いつくでしょうか?「歯磨きを奨励して、歯科医院でクリーニングをしてもらうこと」正解です。しかしそれだけではありません。なぜあなたのお口の中でむし歯ができてしまったのでしょうか?なぜあなたのお口の中で歯周病が進行してまったのでしょうか? お口の中のむし歯菌、歯周病菌たちがプラーク(食べ物の残りかすが歯の表面につき細菌が繁殖したもので、白くネバネバしています。)やバイオフィルム(細菌が集合してできた塊で、表面が膜になっている)、歯石を作って繁殖し、病気を引き起こしたからです。その他にもお口の中の環境がどうなっているのか?、ストレスやお薬によっても、むし歯や歯周病になる原因は変わってきます。むし歯や歯周病は菌による感染症ということ、感染リスクは人それぞれ違うことを知っていただくとが、予防スタートです。 「歯磨きしてもむし歯になった」「歯磨きしなくてもむし歯にならない」よくこんな会話を聞くことがあります。どうやら歯磨きの回数だけがむし歯の原因ではなさそうですね。お口の中の本当の原因は、むし歯菌と歯周病菌なのです。いくら歯磨きしても、歯ブラシでは菌が取れませんよね。それでは、なぜむし歯、歯周病予防に歯磨きが必要なのでしょうか?少し専門的になりますが、歯磨きでプラークは半分になりますが、バイオフィルムを落とすことはでないのです。それでも唾液が正常ならむし歯も予防できますが、バイオフィルムになってしまうと、膜に邪魔されて唾液の効果が発揮できません。このようにむし歯や歯周病に詳しくなることで、お口の中を効果的に健康にして、さらにキレイに若々しくなることができます。バイオフィルムやその除去の方法は、またこの次にご説明させていただきます。ぜひこれをお読みなっているあなた、ぜひ予防歯科を実践してみましょう。