2 入れ歯VSインプラント (どうやって自分にあった治療を選ぶの?)

治療には、いくつもの特徴があります。あらゆる側面から治療の性質を理解することによって、治 療に対する判断基準をどうぞ養ってください。 あなたが何を大切にしたいのかをある程度明確にしてから、それぞれの治療の特徴をしると、非常 に選択しやすくなります。それは以下のようになります。 ①食の快適さ 入れ歯と比較するとインプラントは圧倒的に何でも噛めるようになります。お肉や野菜・タコやイ カ、とにかく焼肉屋へ行っても何でも食べることができて楽しい。入れ歯では繊維性の食べ物やパ ンなどを噛み切ることは困難ですが、インプラントではそのような食べ物だけでなくピーナッツや スルメ、フランスパンなども普通に噛むことができます。当然食べカスが入れ歯の間に入り込むよ うなストレスとも無縁です。 ②機能性 どうしても入れ歯だと「さしすせそ」が発言しづらくなる傾向があります。また、歌を歌うことに 抵抗がでてしまったり、大きく口を開けて笑うと、入れ歯が飛び出してしまったり・・・とにかく 異物感に慣れることができなくて、使用をやめてしまう人が圧倒的に多いです。もちろんインプラ ントでは、そのような悩みは発生しません。 ③健康面 入れ歯を使用している場合、どうしても入れ歯を避けて残っている天然の歯で噛もうとする癖がつ いてしまいます。いつも同じ場所ばかりで噛んでしまうのです。この行為が一日数千回も繰り返さ れるわけですから、いずれその部位がグラグラしてくるのは当然のことですが、インプラントでは この様な心配がなくなります。 ではインプラントの寿命はどのくらいなのでしょうか?「天然の歯と同じくらいの寿命」と言える でしょう。別の言い方をすると「予防やメンテナンス次第で変わるものである」と考えるべきで す。どんな高級車でも、オイルやブレーキパッドの交換、車検等行わなければ走行できなくなって しまうのと同様です ④審美面 審美面とは、いかに美しさを保っているかという事です。 部分入れ歯の場合、とめ金(針金)を欠損している周辺の歯に引っ掛けて入れ歯を支えるため、ど うしても金属が露出してしまいます。もちろんとめ金は前歯にかけることもあります。したがっ て、審美的にも抵抗のある患者様は多いです。 しかし、周囲の歯にまったく手を加える必要のないインプラントは、審美的でもとても有効な治療 方法といえます。 以上が、主な治療の判断基準です。あなたが最も重視するポイントはどれでしょうか。もちろんど れも大切なことなのですが、自分なりに優先順位を考えてみてください。(次号へ続く)