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治療のない世の中を目指して 「歯科治療は歯をダメにする」

歯医者に行くタイミングは人それぞれですが、多くの方は「痛くなったら行く」[なにかあったら行く」と考えています。

しかし、病気になったら「人間ドックへ行く」何かおかしいですよね。病気してからでは遅いでしょ!

歯医者で治療すると歯の寿命は短くなってしまいます。歯科医にとって不都合な真実ですが、

歯科医からすると当たり前の事実です。(理由はまた別の機会に投稿します。)

そこで注目されているのが「予防歯科」です。

予防歯科とは

予防歯科とは、むし歯や歯周病などのトラブルを未然に防ぐための歯科医療です。歯を削ったり抜いたりする治療ではなく、「歯を守ること」に焦点を当てています。

具体的には、以下の3つが基本となります。

1 正しいブラッシング(自己流はNG、プロによる指導が必要)

2 正しい歯磨き粉の使用方法(特に1450PPmのフッ素配合が重要)

3 歯科医院での定期メンテナンス

これを実践すると、歯のトラブルは大きく減らすことが出来ます。つまり歯科治療の必要性が無くなっていきます。

ただし予防歯科を定期クリーニングと思い込んでいる方が実に多いことも現実です。

歯科医院でクリーニングだけを受けていれば、歯をを守れるわけではありません。

大切なのご家庭での自己管理です。ただそんなに複雑な事ではなく

基本的には上記の3つがポイントです。

これらを計画的に行うと、歯のトラブルはほとんど回避できます。欧米や北欧では

この3つが確立されているため、むし歯や歯周病はまれな病気とされています。

しかし日本人は上記の3つを確立している方はほんの数%でしょう。だから後期高齢者以上の

90%は入れ歯になってます。経済的には先進国ですが予防歯科に関しては、日本は

後進国なのです。

エビデンスから見る予防歯科の効果

・厚生労働省の調査によると、日本人の80歳時点での平均残存歯数は約9本ですが、スウェーデンでは約20本残っていると言われています。
・また、定期的に歯科医院で予防管理を受けている人は、治療中心の人に比べて一生涯の歯科医療費が約1/2に抑えられるという報告もあります。

つまり、予防歯科は「歯を守る」だけでなく「お金や時間の節約」にもつながるのです。

なぜ予防歯科が大切なのか?

むし歯や歯周病は初期には自覚症状がほとんどありません。そのため、症状が出てから治療を始めると、治療回数や費用が増え、歯の寿命も短くなってしまいます


一方、定期的に歯科医院で上記の3つをチェックすれば、痛みや大きな治療を避けることができ、歯を長く健康に保つことが可能です。

当院で行う予防のメニュー

  1. 口腔内検査
     口腔内の状態をチェックし、むし歯や歯周病のリスクを早期に発見します。

  2. プロフェッショナルクリーニング(PMTC)
     日常のブラッシングでは落としきれない歯垢や歯石を除去し、虫歯や歯周病を予防します。

  3. フッ素塗布・シーラント
     歯質を強化し、むし歯になりにくい状態を作ります。

  4. 生活習慣・ブラッシング指導、正しい歯磨き粉の使用方法の指導(ここが1番重要です)
     正しい磨き方や食生活のアドバイスで、毎日のセルフケアを効果的にサポートします。

まとめ

予防歯科は「治療」ではなく「歯を守る」ためのケアと学習です。
痛くなってから治療を受けに歯医者に行くのではなく、健康な状態を維持するために歯医者に通うことが、長く自分の歯で食事を楽しむ秘訣です。

ご家庭での効率的な自己管理を学ぶ場が歯科医院での定期メンテナンスです。少なくても当院の予防はそのように考えています。

横浜歯科クリニックでは、メディカルトリートメントモデルを通じて患者さん一人ひとりに合わせた予防プログラムをご提案しています。
定期的なチェックで、むし歯や歯周病を未然に防ぎましょう。

治療のない世の中を目指して「そもそもなぜ予防歯科なの?」

  • こんにちは!今日は、「そもそもなぜ予防歯科なの?何かあったら歯医者へ行けばいいじゃん!」についてお話しします。
  • 歯の健康を守るためにとても大切なことなので、わかりやすく説明しますね
 
  • まず、つまり予防歯科とは何でしょうか?それは、「虫歯(むしば)」や「歯周病(ししゅうびょう)」にならないように、あらかじめケアをしておくことです。
  • 歯医者さんに行くのは、歯が痛くなったときや、虫歯ができたときだけではありません。「なにかあったら歯科医院へいけばいい!」これダメなんです。むしろ、痛くなる前に予防をすることがとても大切なんです。人間の体に「なにか」があってはいけないんです。
 
  • それは、虫歯や歯周病になると、歯が痛くなったり、歯を失ったりするこ予防のためにできることはたくさんあります。まず、毎日歯をきちんと磨くことです。歯ブラシを使って、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目も丁寧に磨きましょう。
  • 次に、甘いお菓子やジュースを控えることも大切です。甘いものは虫歯の原因になりやすいからです。そこで重要なことは、食べたり飲んだりする回数であり量ではありません。お口に物が入ってきた回数分だけ歯は溶けてしまうのです。
  • また、歯医者さんに定期的に行くことも予防の一つです。歯医者さんは、虫歯や歯周病の早いうちに見つけて治療してくれます。さらに、歯医者さんで「フッ素」という薬を塗ってもらうと歯が強くなり虫歯になりにくくなります。最後に、正しい歯の磨き方や、歯ブラシの持ち方、磨く順番も確認すると良いでしょう。
  • とがあるからです。歯を失うと、食べ物をしっかり噛むことができなくなり、健康にも悪い影響を与えます。
  • だから、虫歯や歯周病にならないように、毎日のケアと定期的な歯医者さんのチェックが必要です。
  • 詳しい事はまた次回にご紹介いたします。

治療のない世の中を目指して 99%の人が知らない歯磨き粉の使い方

前回のブログで歯磨き粉を使用してブラッシングした後は、お水で極力ブクブクうがいはしない方 が良いですと、お話しいたしました。なぜでしょう?一昔前の歯磨き粉は薬理効果のほとんどない 商品が大半でした。その時代の歯科医師は「歯磨き粉は米粒くらい」「歯磨き粉はほとんどつけな くて良い」と指導していたようです。しかし現在の歯磨き粉は、コンビニ、ドラッグストア、歯医 医院、どこで購入したとしても現在販売されている商品の大半は、フッ素、歯周病予防の薬、ホワ イトニング効果のある薬、虫歯予防の薬、知覚過敏に対する薬、これらが浸透しやすくなる薬な ど、かなりバランス良く配合されています。これら薬剤はある一定濃度、ある一定時間口の中に残 さないと効果が発揮されません。そのためご自身の好みに合う歯磨き粉を見つけることを おすすめいたします。商品によっては300円から2000円くらいまで値段に幅があり、どれを購入し 良いのやら迷うと思います。私のおすすめは高濃度フッ素配合1450PPMと表記されている商品が 絶対おすすめです。1450PPMと明記されていない商品はやめた方が良いでしょう。 また辛くなく泡立ちの少ないものがおすすめです。           私も仕事柄たくさんの歯磨き粉や歯ブラシを自分で使ってみました。職業病でドラッグストアに行 く度に商品をチェックします。もちろんこのブログを読んでるあなたはそんな事しなくてかまいま せん。私の仕事ですから。その代わり私が厳選した歯磨き粉や歯ブラシ等ケアグッズを、医院の待 合室に陳列しているので参考になさってください。おおよそ辛くなく味がマイルドでフッ素配合 1450PPMの商品は1000円前後してしまいます。このような商品は泡立ちも控え目で、お水を使う ことなくお口に残しやすい設計になっています。ただこれくらいの投資で、歯医者で嫌な思い をしなくてすむものなら決してして高くないと思います。では次回のブログではフッ素配合 1450PPMと書かれた歯磨き粉がなぜおすすめなのかを解説いたします。楽しみにしていてください 。

治療のない世の中を目指して 虫歯予防は再石灰化 その2

前回のブログで脱灰についてお話しさせていただきました。 虫歯が発生するか防御できるかは、脱灰と再石 灰化の時間的長さのなパワーバランスで決まります。 では再石灰化とはなんでしょう?まずお口の中 に食べ物、飲み物問わず糖質、炭水化物、酸性 度の高いものが入ってくると、歯の表面からカ ルシウムやミネラルが溶けて脱灰という現象が 起こります。 ただしお口の中は唾液で満たされ、唾液中に含まれているカルシウムやミネラルによって脱灰して しまった歯の表面を再コーティングしましす。このことを再石灰化といいます。この再石灰化が脱 灰を常に上回る日常生活であれば虫歯は絶対にできません。ただしそんな簡単な話ではないので す。まず再石灰化は歯垢が付着している歯の表面では起きません。残念ですが歯磨きしていなかっ り磨き残した場所は常に脱灰が起こってしまいます。 つまり再石灰化はきれいな歯の表面で起こるわけですから、やはり1日3回食後のブラ ッシングは必要となります。もし朝、夜の1日2回の歯磨きだと日中の10数時間は脱灰優勢になって しまします。これでは虫歯の予防は大変困難を極めます。また就寝する前のブラッシングも虫歯予 防には欠かせません。就寝中は唾液の分泌量が低下し口の中の細菌数が飛躍的に上昇してしまい虫 歯が発生しやすい時間帯になります。就寝前は 必ずフッ素入りの歯磨き粉を使用し丁寧なブラ ッシングを心がけましょう。ブラッシング後は 飲食しないで、できるだけお水でぶくぶくせず 口の中に歯磨き粉を残したまま就寝してくださ 。この理由は次回のブログで解説いたしま す。 https://cyber-digital.jp/dental-flash/  

治療のない世の中を目指して 脱灰と再石灰化 その1

前回までのお話でカイスの輪につてお話させていただきました。

本日はそのカイスの輪が与える影響、つまり歯の表面では実際何が起こっているのかをお話しします。

基本的に人間は一日にご飯以外でも間食を含め何回も飲食を行います。食べたり飲んだりした回数

だけ歯の表面からカルシウムやミネラルが溶けだします。つまり

人間の口の中に炭水化物や糖質、でんぷん類が入ってきてそれを咀嚼していると、口の中(歯の表面)は酸性に変わります。例えば朝トーストを食べたとします。もぐもぐ咀嚼していると口の中は酸性に変わるわけです。酸は物を溶かす性質があります。例えば胃の中の胃酸という酸、あれは飲み込んだ食べ物を全部溶かしてしまいます。あとご家庭でお酢ありますよね、お酢も酢酸といわれている酸で、お酢の中に卵の殻をつけておくと卵の殻が全部溶けてなくなります。卵の殻はカルシウムの塊で歯と組成が似ています。お口の中も酸性に変わると、歯もカルシウムの塊なので歯の表面からカルシウムが必ず溶けてしまいます。これを脱灰といいます。ただ唾液の作用によって、酸性から中性の方向へ戻っていきます。そうなると唾液中にもカルシウムが含まれているので、唾液中のカルシウムを脱灰してしまった歯の表面にもらってきて再コーティングします、それを再石灰化といいます。

お昼ご飯も一緒です、カレーライスを食べたとします、口の中は酸性に変わり、また歯の表面からカルシウムが溶け出してしまいます。つまり脱灰が起きます。ただ唾液の力によって中性の方向へ戻っていくと唾液中に含まれているカルシウムをまた再吸収、再コーティングし、つまり再石灰化が起きます。夜ご飯も同じ現象が起こります。ただ一日たった3回しか食べたり飲んだりしないわけではないですよね。間食もしますよね。まず朝ごはん食べ、その後ちょっとおせんべいをつまんでカフェオレ飲んで、お昼ご飯食べてその後果物食べて、夕飯食べてちょっとアイス食べて、こんな感じで食べたり飲んだりする平均的な日常でしょう。脱灰というのは食べたり飲んだりした回数分だけ必ず起こります。その人の飲食の食生活、日常生活がダイレクトに影響を与えます。再石灰化というのはいろんなことの積み重ねで、再石灰化が起こります。虫歯になるかどうかは、脱灰の方が上回っているのか再石灰化が上回っているのか、どっちが強いかによってのパワーバランスで決まります。

次回はその再石灰化について解説していきます。おかし

 

治療のない世の中を目指して カイスの輪その③ 虫歯菌の餌

糖の摂取 さきほどのミュータンス菌達は糖質を餌にします。 糖質をミュータンス菌が餌にすると酸を分泌し歯を溶かします。糖質とは炭水化物から食物繊維を 除いたものを言います。つまりお砂糖のような甘い食べ物ばかりでなく、おせんべい・お米・パ ン・パスタ・うどん・チョコレート・じゃがりこ・ポテトチップス・コーラ・ポカリスエット・缶 コーヒー・果物・ミルクティー・カフェオレ・・・あげたらきりがありません。 甘い、甘くないは関係ありません。 この糖質からミュータンス菌が酸を分泌しエナメル質に長時間もしくは繰り返し作用すると、 徐々にエナメル質の表面は脱灰し歯は溶けていくのです。 逆に言えば糖質を取らなければ虫歯は発生いたしません。 ありえない話ですが歯ブラシをしなくても生涯お水しか飲まない生活をしていれば虫歯は発生いたしません。これは極端な例えですが、糖質の摂取をコントロールし虫歯をつくる細菌たちに、餌を 与えない、すなわち兵糧攻めにして餓死さえてしまうことも対応の一つです。 次回は脱灰と再石灰化について解説いたしますので、ついてきてください。

治療のない世の中を目指して カイスの輪その② 虫歯菌について

虫歯菌(シロアリ) 歯に穴をあける細菌で代表的な菌をミュータンス菌及びラクトバチラス菌といいます。この菌たち が酸を分泌し歯に穴を開けてしまうのですが、この菌たちが多く存在すれば当然酸の分泌量も多い ため、虫歯発生のリスクが高まります。 酸の分泌を抑制することが必要なことはいうまでもありません。 ではどのようにしてこの2つの細菌の繁殖状況を評価したらよいでしょうか? 現在最もポピュラーで正確な方法は唾液検査です。 5分間ガムを咬んでいただき、その時 分泌した唾液を培養し判定いたします。 検査に関する項目は、ミュータンス菌およ ラクトバチラス菌がどの程度口腔内にはびこっているか?唾液の緩衝能および分泌量などです。   唾液は歯を守る仕事をしている一方で、唾液中に虫歯を作る細菌も含まれています。 つまりもろ刃の剣とも言えます。この検査を行いミュータンス菌やラクトバチラス菌の状況 を把握し対応を考えます。歯に穴を開けられてしまう前に口に中の白アリの発生状況を知るこ が白アリをコントロールする第一歩になるのです。

治療のない世の中を目指して カイスの輪その1 お口の中のシロアリが歯に穴を開けてしまう原因

前回のブログでカエスの輪についてお話しいたしした。   3つの要因と時間軸が重なり虫歯は発生していきます。   今回はその一つ目をお話ししていきます。 ①お口の中のシロアリが歯に穴を開けてしまう原因はいくつか存在します。これらが重なった時に 歯に穴が開くのですが、この要因をわかりやすくイラストにしたものがカイスの輪といいます。 ではいくつかの要因とは何でしょう。   その①歯質 つまり歯そのものの性状です。歯の外層をエナメル質と呼びますが、この層は骨より硬く暑さや石   灰化度には個人差があります。このエナメル質は外敵から歯を守るバリアの役目をしていますが、   アジア人は欧米人に比べかなり薄いと言われています。つまり虫歯になりやすいようです。                   歯の表面の硬さは個人差があります。一番多く影響を受けるのは歯が放出開始する前 です。 実は母親の   胎内にいるときにほぼ決まってしますという説もありますが、幼少期において永 久歯の萌出前の栄養状態も影響があるようです。放出した永久歯は唾液と触れることにより再石灰   化が行われ年齢を重ねるごとに硬くなるのですが、唾液の質に個人差があるため永久歯の硬さにも 個人\差がが出てしまいます。本来人間の歯は水晶と同じくらいとても硬い組織のため、正しく予防 を実践していれば、虫歯はまれな病気であるのです。   ちなみに物体の硬さを示すモース硬度という基準があります。 モース硬度1 チョーク モース硬度2 石膏 モース硬度3 珊瑚 モース硬度4 鉄 真珠 モース硬度5 骨 ガラス モース硬度6 オパール モース硬度7 歯 モース硬度8 エメラルド モース硬度9 ルビ サファイヤ モース硬度10 ダイヤモンド どうでしょうか?歯はとても硬い組織であるということはおわかりいただけたかと思います。 硬い方が虫歯になりにくいことは言うまでもありません。しかしこれだけの硬度があれば本来溶け て穴があくはずはありません。   ちょっとした工夫や心がけで歯は一生使えるのです。是非このブログで正しい知識を身につけてく ださい。 頑張りましょう。    

治療のない世の中を目指して   虫歯ができるメカニズムを知ろう

虫歯ができるメカニズムを知ろう 前回のブログ、レッスン②の復習をしましょう。お口の中のシロアリを放置してしまうといつまで たってもあちらこちらに虫歯は発生し続けるのです。 しかも一度治療した歯は2次災害、3次災害の呼び水となってしまい、治療のやり替えを繰り返す ことより歯は無くなって行くとお伝えしました。この負のサイクルをスタートさせないことが最も 重要です。では実際にお口の中のシロアリを完全にゼロにすることはできるのでしょうか? 残念なことにそれは不可能です。お口の中に限らずこの地球上が無菌化されることはありえませ ん。このようなことはここ数年のコロナ禍で人類は学びました。インフルエンザウイルスも毎年必 ず発生します。人間の腸の中にも善玉菌と悪玉菌が誰にでも存在しています。残念ですがお口の中 のシロアリも同様完全に駆除、退治する特効薬はまだこの世に存在しません。そんな薬が開発され たらこの世から歯ブラシが必要なくなることでしょう。 ただお口の中のシロアリをゼロにすることは不可能ですが数を減少させたり、自由を与えないこと は可能です。そもそもお口の中のシロアリたちに歯に穴をあけさせなければOKなのですから。 つまり私たち人間が上手にコントロールしてしまえば済むことです。 シロアリたちが歯に穴を開けるにはいくつかの要因が重なり合ったときに穴が誕生してしまいま す。そのいくつかの要因をカエスの輪といいます。この要因を成立させなければシロアリたちは行 動できなくなります。 このカイスの輪について理解を深め、日常生活で意識をし行動を変えていくことで、シロアリをコントロールできるようになるのです。そのためにも大いに学んでください。 予防とは学んで実行することです。では次回のブログでこのカイスの輪について解説していきますので楽しみにして下さい。 デンタルフラッシュ4.0 (cyber-digital.jp)

予防歯科の方程式(面倒くさがりの予防歯科)2
なぜ歯は無くなるのか?

・なぜ歯は年齢を重ねるとともに無くなってしまうのか? 年齢とともになぜ歯は少なくなっていくのか、あなたは考えたことありますか?「もういい歳だか らしょうがない・・・」「みんないつかそうなる」 こんな風に考えていると総入れ歯へのステップを1段ずつ確実に上がってしまいます。 結論から先に申します。加齢とともにお口の中の歯が無くなっていくのは、いつまでたっても「口 の中のシロアリの駆除」を行わず放置しているから。(ぜひ前回のブログをもう一度読み返して下 さい)壁に穴があいたとして、その原因をつくっているのはシロアリだとしたら、壁の穴だけを修 理してもまた別の場所にシロアリは穴を開けます。つまり原因を取り除いてから壁を修理しないか らいつまでたっても同じ事の繰り返しで、家はいたるところが補修だらけとなってしまいます。 もうおわかりですよね。家と同様お口の中もこの繰り返しです。今あなたのお口の中の状況は、あ なたがこの世に生まれてから本日までの日々の積み重ねの結果なのです。 歯科治療とは歯を「治した」のではありません。つまりあなたのお口の中が幼少期に歯の萌出が完 了したあの頃のように、ピカピカの歯の状態に戻したわけではありません。 歯科治療とは「穴のあいた歯を補修して延命処置した」にすぎないのです。 繰り返し申し上げますが、あくまでも元の状態に戻ったわけではないのです。 一度治療を受けた歯は極端に寿命が縮まります 削って詰めた歯は6~7年くらいのサイクルで再び虫歯になってしまうことが多いです。 そして神経を取ると経年劣化をおこし15年後で破折をまねき、抜歯→ブリッジ、入れ歯、 インプラントと2次災害は拡大していきます。 つまり削って詰めた歯はあくまでも平均値ですが、削って詰めてから45年後歯を抜くことになる のです。(治療した歯の運命は悲劇です参照)神経を取った歯に明るい未来はありません。 もうお気づきですか?そうこのサイクル、シロアリを放置したまま壁の修理を行った場合と ほとんど同じ現象です。「歯に穴が開いたら歯医者へ行けばいい」「何かあったら歯医者へ行けば いい」そんな認識では年齢を重ねるとともに歯は無くなります。歯医者へ行く本当の目的は ただ一つ。「お口の中のシロアリの駆除・退治」これです。 このため当院ではメディカルトリートメントモデル(MTM)を行い、シロアリ退治の方法を 患者さん個別に検査しデータを取り分析していきます。今お口の中で問題をかかえている、いない 関係なしにMTMを必ず一度は受診して下さい。 お口の中のシロアリを駆除し、あなたの未来を明るく照らすためです。