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治療のない世の中を目指して カイスの輪その③ 虫歯菌の餌

糖の摂取 さきほどのミュータンス菌達は糖質を餌にします。 糖質をミュータンス菌が餌にすると酸を分泌し歯を溶かします。糖質とは炭水化物から食物繊維を 除いたものを言います。つまりお砂糖のような甘い食べ物ばかりでなく、おせんべい・お米・パ ン・パスタ・うどん・チョコレート・じゃがりこ・ポテトチップス・コーラ・ポカリスエット・缶 コーヒー・果物・ミルクティー・カフェオレ・・・あげたらきりがありません。 甘い、甘くないは関係ありません。 この糖質からミュータンス菌が酸を分泌しエナメル質に長時間もしくは繰り返し作用すると、 徐々にエナメル質の表面は脱灰し歯は溶けていくのです。 逆に言えば糖質を取らなければ虫歯は発生いたしません。 ありえない話ですが歯ブラシをしなくても生涯お水しか飲まない生活をしていれば虫歯は発生いたしません。これは極端な例えですが、糖質の摂取をコントロールし虫歯をつくる細菌たちに、餌を 与えない、すなわち兵糧攻めにして餓死さえてしまうことも対応の一つです。 次回は脱灰と再石灰化について解説いたしますので、ついてきてください。

治療のない世の中を目指して カイスの輪その② 虫歯菌について

虫歯菌(シロアリ) 歯に穴をあける細菌で代表的な菌をミュータンス菌及びラクトバチラス菌といいます。この菌たち が酸を分泌し歯に穴を開けてしまうのですが、この菌たちが多く存在すれば当然酸の分泌量も多い ため、虫歯発生のリスクが高まります。 酸の分泌を抑制することが必要なことはいうまでもありません。 ではどのようにしてこの2つの細菌の繁殖状況を評価したらよいでしょうか? 現在最もポピュラーで正確な方法は唾液検査です。 5分間ガムを咬んでいただき、その時 分泌した唾液を培養し判定いたします。 検査に関する項目は、ミュータンス菌およ ラクトバチラス菌がどの程度口腔内にはびこっているか?唾液の緩衝能および分泌量などです。   唾液は歯を守る仕事をしている一方で、唾液中に虫歯を作る細菌も含まれています。 つまりもろ刃の剣とも言えます。この検査を行いミュータンス菌やラクトバチラス菌の状況 を把握し対応を考えます。歯に穴を開けられてしまう前に口に中の白アリの発生状況を知るこ が白アリをコントロールする第一歩になるのです。

治療のない世の中を目指して カイスの輪その1 お口の中のシロアリが歯に穴を開けてしまう原因

前回のブログでカエスの輪についてお話しいたしした。   3つの要因と時間軸が重なり虫歯は発生していきます。   今回はその一つ目をお話ししていきます。 ①お口の中のシロアリが歯に穴を開けてしまう原因はいくつか存在します。これらが重なった時に 歯に穴が開くのですが、この要因をわかりやすくイラストにしたものがカイスの輪といいます。 ではいくつかの要因とは何でしょう。   その①歯質 つまり歯そのものの性状です。歯の外層をエナメル質と呼びますが、この層は骨より硬く暑さや石   灰化度には個人差があります。このエナメル質は外敵から歯を守るバリアの役目をしていますが、   アジア人は欧米人に比べかなり薄いと言われています。つまり虫歯になりやすいようです。                   歯の表面の硬さは個人差があります。一番多く影響を受けるのは歯が放出開始する前 です。 実は母親の   胎内にいるときにほぼ決まってしますという説もありますが、幼少期において永 久歯の萌出前の栄養状態も影響があるようです。放出した永久歯は唾液と触れることにより再石灰   化が行われ年齢を重ねるごとに硬くなるのですが、唾液の質に個人差があるため永久歯の硬さにも 個人\差がが出てしまいます。本来人間の歯は水晶と同じくらいとても硬い組織のため、正しく予防 を実践していれば、虫歯はまれな病気であるのです。   ちなみに物体の硬さを示すモース硬度という基準があります。 モース硬度1 チョーク モース硬度2 石膏 モース硬度3 珊瑚 モース硬度4 鉄 真珠 モース硬度5 骨 ガラス モース硬度6 オパール モース硬度7 歯 モース硬度8 エメラルド モース硬度9 ルビ サファイヤ モース硬度10 ダイヤモンド どうでしょうか?歯はとても硬い組織であるということはおわかりいただけたかと思います。 硬い方が虫歯になりにくいことは言うまでもありません。しかしこれだけの硬度があれば本来溶け て穴があくはずはありません。   ちょっとした工夫や心がけで歯は一生使えるのです。是非このブログで正しい知識を身につけてく ださい。 頑張りましょう。    

治療のない世の中を目指して   虫歯ができるメカニズムを知ろう

虫歯ができるメカニズムを知ろう 前回のブログ、レッスン②の復習をしましょう。お口の中のシロアリを放置してしまうといつまで たってもあちらこちらに虫歯は発生し続けるのです。 しかも一度治療した歯は2次災害、3次災害の呼び水となってしまい、治療のやり替えを繰り返す ことより歯は無くなって行くとお伝えしました。この負のサイクルをスタートさせないことが最も 重要です。では実際にお口の中のシロアリを完全にゼロにすることはできるのでしょうか? 残念なことにそれは不可能です。お口の中に限らずこの地球上が無菌化されることはありえませ ん。このようなことはここ数年のコロナ禍で人類は学びました。インフルエンザウイルスも毎年必 ず発生します。人間の腸の中にも善玉菌と悪玉菌が誰にでも存在しています。残念ですがお口の中 のシロアリも同様完全に駆除、退治する特効薬はまだこの世に存在しません。そんな薬が開発され たらこの世から歯ブラシが必要なくなることでしょう。 ただお口の中のシロアリをゼロにすることは不可能ですが数を減少させたり、自由を与えないこと は可能です。そもそもお口の中のシロアリたちに歯に穴をあけさせなければOKなのですから。 つまり私たち人間が上手にコントロールしてしまえば済むことです。 シロアリたちが歯に穴を開けるにはいくつかの要因が重なり合ったときに穴が誕生してしまいま す。そのいくつかの要因をカエスの輪といいます。この要因を成立させなければシロアリたちは行 動できなくなります。 このカイスの輪について理解を深め、日常生活で意識をし行動を変えていくことで、シロアリをコントロールできるようになるのです。そのためにも大いに学んでください。 予防とは学んで実行することです。では次回のブログでこのカイスの輪について解説していきますので楽しみにして下さい。 デンタルフラッシュ4.0 (cyber-digital.jp)

予防歯科の方程式(面倒くさがりの予防歯科)2
なぜ歯は無くなるのか?

・なぜ歯は年齢を重ねるとともに無くなってしまうのか? 年齢とともになぜ歯は少なくなっていくのか、あなたは考えたことありますか?「もういい歳だか らしょうがない・・・」「みんないつかそうなる」 こんな風に考えていると総入れ歯へのステップを1段ずつ確実に上がってしまいます。 結論から先に申します。加齢とともにお口の中の歯が無くなっていくのは、いつまでたっても「口 の中のシロアリの駆除」を行わず放置しているから。(ぜひ前回のブログをもう一度読み返して下 さい)壁に穴があいたとして、その原因をつくっているのはシロアリだとしたら、壁の穴だけを修 理してもまた別の場所にシロアリは穴を開けます。つまり原因を取り除いてから壁を修理しないか らいつまでたっても同じ事の繰り返しで、家はいたるところが補修だらけとなってしまいます。 もうおわかりですよね。家と同様お口の中もこの繰り返しです。今あなたのお口の中の状況は、あ なたがこの世に生まれてから本日までの日々の積み重ねの結果なのです。 歯科治療とは歯を「治した」のではありません。つまりあなたのお口の中が幼少期に歯の萌出が完 了したあの頃のように、ピカピカの歯の状態に戻したわけではありません。 歯科治療とは「穴のあいた歯を補修して延命処置した」にすぎないのです。 繰り返し申し上げますが、あくまでも元の状態に戻ったわけではないのです。 一度治療を受けた歯は極端に寿命が縮まります 削って詰めた歯は6~7年くらいのサイクルで再び虫歯になってしまうことが多いです。 そして神経を取ると経年劣化をおこし15年後で破折をまねき、抜歯→ブリッジ、入れ歯、 インプラントと2次災害は拡大していきます。 つまり削って詰めた歯はあくまでも平均値ですが、削って詰めてから45年後歯を抜くことになる のです。(治療した歯の運命は悲劇です参照)神経を取った歯に明るい未来はありません。 もうお気づきですか?そうこのサイクル、シロアリを放置したまま壁の修理を行った場合と ほとんど同じ現象です。「歯に穴が開いたら歯医者へ行けばいい」「何かあったら歯医者へ行けば いい」そんな認識では年齢を重ねるとともに歯は無くなります。歯医者へ行く本当の目的は ただ一つ。「お口の中のシロアリの駆除・退治」これです。 このため当院ではメディカルトリートメントモデル(MTM)を行い、シロアリ退治の方法を 患者さん個別に検査しデータを取り分析していきます。今お口の中で問題をかかえている、いない 関係なしにMTMを必ず一度は受診して下さい。 お口の中のシロアリを駆除し、あなたの未来を明るく照らすためです。  

予防歯科の方程式(面倒くさがりの予防歯科)1
口の中のシロアリを駆除せよ

まずは口の中のシロアリの駆除を考えよ 予防歯科という言葉、もう聞き飽きたかもかもしれませんね。 あなたは歯ブラシをすることだけが予防歯科だと思っていませんか? 確かに歯ブラシが虫歯を予防するうえで最も重要であることはいうまでもありません。 しかし歯を失う2大疾患である虫歯や歯周病はいくつもの原因が重なって歯の寿命を縮めていきま す。この「いくつもの原因」や「原因に対する解決策」をこのブログで連載していくのでぜひ学ん でいただけたらと思います。もう変なサイトをを読んだり、いい加減なSNSを見る必要は ありません。これからのブログで予防歯科には方程式があるということを伝えていくつもりです。 そもそもあなたが通院している歯科医院にあなた専属の歯科衛生士(マイハイジニスト)が存在しますか? 誤解を恐れずに言いますが、あなたのお口の中の治療を担当してきた歯科医師や歯科衛生士は 「なぜ虫歯ができるのか?」「虫歯として歯に穴があいてしまうプロセス」をきちんと正確に説明 できるだけの本当の知識がありますか?今通院中もしくは通院を迷っているとしたら「なぜ虫歯が できるのか?」担当医に質問してみて下さい。「そりゃ歯ブラシしてないからですよ!」とか「磨 き残しや食べカスがあるからですよ」程度の解答であるとしたら要注意。 歯の寿命の本質を理解していないのかもしれません 少し想像してみて下さい。家の部屋の壁に穴が開きました。この壁にできた穴は日増しに大きくな ってきました。そんな時はどうするでしょうか?当然誰もが壁の修理を考えます。 しかし穴を開けた原因がシロアリだったとしたらどうでしょう。壁に開いてしまった穴を埋める前 に、まずやるべき事はシロアリの駆除だと思いませんか?シロアリを退治せずに壁にできた穴を埋 めても、必ず別の場所にシロアリは穴を開けてしまいます。 現在の歯科医療の根底にある問題点は実はここにあるのです。「歯に穴が開き虫歯ができ る。」→「患者さんは穴をうめるために歯科医院を受信する。」→「歯科医師は患者さんの歯に 開いた穴を埋める(治療する)。」→「また何かあったら来てください。と言って来院を完了させ る」→「定期検診のお知らせを送る」→「定期検診で来院した患者さんにクリーニングのみを行 う」このサイクル身に覚えありませんか?よくある歯科クリニック通院パターンですよね。大切な ことが抜け落ちてるのです。   そう、それは「シロアリの駆除、退治です」この最も大切なプロセスをほとんどのクリニックは行っ ておりません。この「シロアリ駆除、退治」を虫歯と歯周病に焦点を当ててこのブログを連載してい きますので、ぜひ読んでいただけると幸いです。 又当院ではこの「シロアリ駆除退治の方法」をいくつかの検査を行い患者さんご本人にご提案して います。このシステムをメディカルトリートメントモデル(以下MTM)と呼んでいます。今虫歯がある方、もしくは特に問題ない方でも予防歯科を知りたい方、ご興味あ   る方はぜひ当院ホームぺージのトップページ「はじめて方へ」「治療のない診療室を目指して」を 読んでいただき、MTM受診希望と一言添えて予約をお取り下さい。(045-892-8318まで) お待ちしております。

健康な暮らしには入れ歯は必要です。

「入れ歯」というとなんとなく、年寄りじみた気がしないでもありません。でも、なくたった歯を 悔やむより、入れ歯によって、これからの暮らしを快適にすることの方がもっと大切です。 入れ歯の正しい使い方や手入れ方法を知らないために、不便な思いをしておられる方も案外多いよ うです。このブログを参考に、早く入れ歯に慣れて心豊かに健康な毎日をお送りください。   1.楽しい食生活に欠かせません。 歯が抜けたまま放っておくと、食べ物をよく咬むことができません。そのため、やわらかい物、小 さい物など食べられる物が限られてきます。食卓を囲んでの一家団らんの輪の中に入れないことに もなります。そしてこのままでは食欲もなくなり、健康を維持することができません。入れ歯を上 手に使いこなすことによって、食べ物が良く咬めて、楽しく美味しく食べることができるようにな ります。そして多くの人達

食事

とグルメを通じて楽しみの輪が広がります。       2.若々しさを保ちます。 歯が抜けたまま放っておくと、口元に張りがなくなってシワができ、だんだん老人的な顔つきにな ります。入れ歯によって、容貌が回復し、自信を持って明るい社会生活を送ることができるように なるのです。すぐれた技術と材料で作られた入れ歯は、以前と変わらない容貌を回復させ、生活に ハリを与えます。   3.明るい会話がはずみます。 特に前歯は、1本でも抜けると、その間から空気がもれて 、うまくしゃべるっことができなくなりま す。歯が抜けたままのときに、もどかしく思われた会話も入れ歯によってスムーズにできるように なります。会話は、食生活と同じくらい、私たちの生活、特に、お付き合いには欠かせないもので すから、入れ歯の果たす役割は 、大変重要です。   4.残っている歯と歯ぐきを守ります。 歯は全部そろっていてこそ、その役割を十分に果 たすものです。それが1本でも欠けたままにしてい ると、残りの歯に負担がかかり、健康な歯まで早くダメになってしまいます。また、歯が傾いた り、かみ合っていた相手の歯が、のびたりして全体のかみ合わせが狂ってきます。さらに、口が開 きにくくな ったり、顎の関節が痛くなったりすることもあります。残っている歯と顎や口全体を健 康に保つためにも、入れ歯は重要なものです。 次号へ続く

80才になっても🍏を丸かじりする法則 その5

予防  治療の終わりは予防の始まりである 最後に予防についてお話しさせていただきます。 第一章でも触れていますが、歯の寿命を向上させるためには、患者さん側の意識の変化も必要とさ れています。「歯が痛い・腫れた・グラグラする」といったお口の中での困り事が発生してから、 『修理工場として』歯科医院を受診していたのでは、手遅れのケースも多々あるでしょう。 また、手遅れにならないために治療の必要な箇所があったとしても「今は痛くないので治療は痛く なってからでもいいです。とりあえずこのままにして、そのうち歯が抜けたら入れ歯にしてくださ い。」という意見が、実は少なくありません。あまりにも入れ歯になることを軽視しすぎていま す。 天然の歯と比較したら30%以下の咀嚼効果なのです。つまり思った以上に噛めなくなり、後悔が 大きくなるばかりです。そして髪の毛1本口に入っても気持ち悪いのに、プラスチックの塊が、お 口に装着されたとしたら・・・大変なストレスですよね。 何故歯科でも早期発見、早期治療が必要なのでしょうか? 🐟削って詰める被せることの限界 ここでは虫歯に焦点を当ててお話ししていきます。 虫歯は削ってつめる、削ってかぶせるといった治療が基本ですが、この削るという行為自体、歯の 寿命を縮めています。削って詰め物をした箇所に虫歯が再発する確率は、5年で50%というデータ があります。そして再び虫歯が認められると、今度は「神経をとる」という治療に多くは発展して しまいます。しかしこのとき歯は神経を失うばかりか、血管も一緒に失うので、歯に水分や栄養が 行き渡らなくなります。その結果更に寿命が縮んでしまうのです。当たり前のことですが、歯はで きるだけ治療の介入をせず、天然の状態のままが一番長く良好な状態を維持できるのです。 🐟歯科医院をメインテナンスする場所にしよう しかし、不幸にも治療の必要性が発生したとします。虫歯も含め前章までお話しした治療を完了 し、お口の中の環境が改善されたとしても、そこですべて終了したわけではありません。実はここ からが始まりです。 治療完了後長期的に良好な状態を保つためには、定期的なメインテナンスは欠かせません。車に例 えるならば、どんな高級車といえども、オイル交換をせず、車検やリコールを無視して乗り続けて いたら、車は動かなくなるでしょう。お口の中も同様に、歯石取りやお口にチェックを行い、お口 の環境を整備することが大切です。 歯科医院を、治療する場所からメインテナンス機関として利用してください。これからは10年から 20年を想定し、治療からメインテナンスまでのプランを立案しましょう。 プラン立案はスポーツでいえば作戦です。無策では、勝利はありえません。患者さんと医療機関が 二人三脚となって、長期的にお付き合いすることが、今後の歯科医療において理想的といえます。

お口のケアと寿命について

なぜ定期検診で長生きできるのか? 虫歯による歯の痛みは本当に辛いものです。治療時の麻酔をするときの痛み、ドリルでキーンと歯 を削る時の不快、歯を抜くときの恐怖感、二度と味わいたくものですよね。考えただけでもゾッと しませんか?できれば体験したくありませんよね。 歯や口の中を良好に保つことは、生活習慣や認知症を防ぎ、介護を必要としない幸せな人生を送るための大きなポイントとなります。 虫歯や歯周病などの疾患は、早期発見、早期治療が大切と思っている人も多いようですが、実はベ ストではありません。もっと大切なのはそのような状態をつくらないこと。予防こそが歯を守る最 高の対策なのです。特に寝る前の歯のケアは欠かさないようにしましょう。口の中の悪玉菌は、唾 液の分泌量が減少する就寝中に盛んに活動します。悪玉菌が蓄積された歯垢や、悪玉菌の毒素を製 造させる食べカスは就寝前にしっかり取り除いておきましょう。又糸ようじ(歯と歯の歯垢を取る 糸状の清掃用具)を使うこともお勧めです。歯ブラシだけでは落としにくい歯間の汚れを落とすこ とができ、歯垢の蓄積を防ぐのにとても有効です。この就寝前のブラッシング、毎日のデンタルフ ロスを使ったケアと死亡率との関係を調べた興味深いデータをご紹介しましょう。5611人の高齢者 を平均9年間にわたって調査した結果ですが、これによれば、就寝前に歯磨きをする人に比べ、全く しない人は20~30%死亡リスクが上昇したといいます。また、糸ようじを毎日使う人と比べて、全 く使わないひとは30%も死亡率が高くなったそうです。さらに2~3ヶ月に一度歯科でクリーニング を受けている人比較して、全く受診しない人は30%~50%も死亡のリスクが高くなったということ です。長生きしたければ、 ①就寝前は必ず歯磨き ②毎日糸ようじの使用 ③定期的(2~3ヶ月)の検診とクリーニング を実行しましょう。 (※参考分献「全ての病気は口の中から」米国抗加齢医学会認定医歯科医、森永宏喜著) 定期にプロのチェックとアドバイスを受け、丈夫な歯をキープして健康寿命を延ばすか、あるいは 生活習慣病や認知症で不健康な晩年を迎えるかは、あなたの心がけにかかっています。

歯科医が歯をダメにする!(歯科医かぶせる治療は歯周病の引き金)

今回はウソのような本当の話です。歯科医にとっても不都合な真実といえるでしょう。歯周病をひき起こすきっかけになったり、悪くする因子のなかで、因果関係がもっともはっきりし ていて、しかも歯科医があまり強調しないものがあります。それは、歯科治療です。 削って、金属を詰めて、かぶせて、つなぐ・・・このような歯の治療は、大きな処置になればなる ほど、自然の歯がもっているバランスのとれた優れた形を損ないます。現在では、かかりは じめの虫歯は、虫歯の細菌や唾液、食生活などを調べて、虫歯をひどくする条件を改善し、できる かぎり自然の歯を損なわないような治療をする工夫がされています。 しかし、歯科医は、虫歯を見つけたとたんに、どのようにきれいに削って、どのようにきれいに金 属を詰めるかということを考える訓練をいやというほど積み重ねてきました。しかも保険の仕組み も、削ったり金属を詰める仕事に応じて報酬を受ける仕組みになっています。虫歯になりそうな歯 を虫歯から守っても守っても収入は上がりません。 小学校の歯科検診ででも虫歯をみつけては、歯科医に行って治療をするように指導されますが、 歯科医に行くと、歯を守ることよりもむしろ悪くなった歯を削って金属やプラスチックにおきか える治療に焦点があてられがちです。このようなわけで、国際的に比較しても、日本人の歯は金属 やプラスチックが詰められ、かぶせられてしまった歯の数が極端に多いのです。削って詰め物を した歯は、およそ20年~25年経つと神経を取る事態に発展します。神経を取った歯は15年~20年 経つと、歯が割れて抜く事態に発展致します。つまり削って詰めた歯は40数年で抜くことになると 覚えておいて下さい。 かぶせる治療は、歯と歯ぐきの弱いつなぎ目の弱い組織 を人工的に破壊してしまいがちです。しかも細菌が停滞しやすく、注意してブラッシングしてもプラークがそこにたまります。 かぶせたもののへりはどんなに精密な処置をしても、細菌にしてみれば、群れをつくったり するのに格好の隠れ場所になります。自然な歯の形や、隣の歯との形の連続性が 失われれば、舌や粘膜のあたり方も変わります。歯の膨らみ方が変われば、ブラッシングによる 清掃のしやすさも違ってきます。自然の歯でも歯周病になるのですから、かぶせた歯は、歯周病 や虫歯にかかりやすい歯になってしまうのです。 削って金属を詰めた歯やかぶせた歯は、自然のままの歯よりもずっと虫歯になりやすいのです。 かぶせる治療をして、虫歯を治して、それで安心なんて思ったら大まちがいです。 かぶせたら虫歯にも歯周病にもなりやすくなるのです。虫歯は、歯にくっついた細菌のかたまりが 出す酸に侵されて歯が溶ける病気ですが、かぶせる際に硬いエナメル質を削り取ってしまった歯は、弱い酸でも 溶かされるようになります。つまり歯科が治療を繰り返せば繰り返すほど、歯の寿命を縮めてしま ぅ事になると覚えてください。 したがって歯科治療が必要の無い状態、つまり予防に力を注ぎ、予防のために歯科医院に通院 する姿が理想的なのです。 http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/