予防歯科の方程式(面倒くさがりの予防歯科)1
口の中のシロアリを駆除せよ

まずは口の中のシロアリの駆除を考えよ 予防歯科という言葉、もう聞き飽きたかもかもしれませんね。 あなたは歯ブラシをすることだけが予防歯科だと思っていませんか? 確かに歯ブラシが虫歯を予防するうえで最も重要であることはいうまでもありません。 しかし歯を失う2大疾患である虫歯や歯周病はいくつもの原因が重なって歯の寿命を縮めていきま す。この「いくつもの原因」や「原因に対する解決策」をこのブログで連載していくのでぜひ学ん でいただけたらと思います。もう変なサイトをを読んだり、いい加減なSNSを見る必要は ありません。これからのブログで予防歯科には方程式があるということを伝えていくつもりです。 そもそもあなたが通院している歯科医院にあなた専属の歯科衛生士(マイハイジニスト)が存在しますか? 誤解を恐れずに言いますが、あなたのお口の中の治療を担当してきた歯科医師や歯科衛生士は 「なぜ虫歯ができるのか?」「虫歯として歯に穴があいてしまうプロセス」をきちんと正確に説明 できるだけの本当の知識がありますか?今通院中もしくは通院を迷っているとしたら「なぜ虫歯が できるのか?」担当医に質問してみて下さい。「そりゃ歯ブラシしてないからですよ!」とか「磨 き残しや食べカスがあるからですよ」程度の解答であるとしたら要注意。 歯の寿命の本質を理解していないのかもしれません 少し想像してみて下さい。家の部屋の壁に穴が開きました。この壁にできた穴は日増しに大きくな ってきました。そんな時はどうするでしょうか?当然誰もが壁の修理を考えます。 しかし穴を開けた原因がシロアリだったとしたらどうでしょう。壁に開いてしまった穴を埋める前 に、まずやるべき事はシロアリの駆除だと思いませんか?シロアリを退治せずに壁にできた穴を埋 めても、必ず別の場所にシロアリは穴を開けてしまいます。 現在の歯科医療の根底にある問題点は実はここにあるのです。「歯に穴が開き虫歯ができ る。」→「患者さんは穴をうめるために歯科医院を受信する。」→「歯科医師は患者さんの歯に 開いた穴を埋める(治療する)。」→「また何かあったら来てください。と言って来院を完了させ る」→「定期検診のお知らせを送る」→「定期検診で来院した患者さんにクリーニングのみを行 う」このサイクル身に覚えありませんか?よくある歯科クリニック通院パターンですよね。大切な ことが抜け落ちてるのです。   そう、それは「シロアリの駆除、退治です」この最も大切なプロセスをほとんどのクリニックは行っ ておりません。この「シロアリ駆除、退治」を虫歯と歯周病に焦点を当ててこのブログを連載してい きますので、ぜひ読んでいただけると幸いです。 又当院ではこの「シロアリ駆除退治の方法」をいくつかの検査を行い患者さんご本人にご提案して います。このシステムをメディカルトリートメントモデル(以下MTM)と呼んでいます。今虫歯がある方、もしくは特に問題ない方でも予防歯科を知りたい方、ご興味あ   る方はぜひ当院ホームぺージのトップページ「はじめて方へ」「治療のない診療室を目指して」を 読んでいただき、MTM受診希望と一言添えて予約をお取り下さい。(045-892-8318まで) お待ちしております。