奥歯の喪失により肉や野菜、不足していませんか?

奥歯を失うと次第に食べにくくなるもの、その代表格が「肉と野菜」です。奥歯を失ってよく 噛めない状態は、本来とても強いストレスを生みます。その結果、ストレスを感じずに食べら れる軟らかい食事を自然に好むようになり、糖質過多、低タンパク質、低ビタミン、低ミネラ ルに陥ってしまう人はとても多いのです。 ではここで、ご自分の現在の食生活をチェックしていただくために、健康維持に必要な1日分 のタンパク質と野菜の摂取量を見てみましょう。 タンパク質の摂取量は、適正体重(身長×身長×2.2<g>×0.001が目安。つまり適正体重が 50kgなら、からだを維持するには毎日50gのタンパク質が最低限必要です。 これを表したのが左ページ右側の写真。魚、卵、乳製品などの動物性タンパク質と豆類の植物 性タンパク質をバランスよく摂るのが理想ですが、けっこうな量ですよね? 野菜については、厚生労働省の国民の健康づくり運動「健康日本21」で推奨されている1日 の必要量が350g。一皿の野菜量を約70gとすると、1日3食で合計5皿になります。奥歯のな いかたがこれだけの量を噛んで毎日食べるのは、ほぼ不可能ではないかと思います。 左ページ下の表(食品咬度表)で、「4~6の食品が噛みにくい」という場合、糖質偏重食に 陥りやすいお口になっているかもしれません。歯科治療でよく噛めるお口を取り戻し、管理栄 養士さんなどの指導を受けて健康的な身体に変えていきましょう!   食事