入れ歯になる人とならない人の分かれ道

〇第一大臼歯のダメージで占う   下アゴの前歯から数えて奥へ六番目の歯。それが人間の口の中で一番大きな歯です。これが小学   生に入る少し前に生え始める第一大臼歯(六歳臼歯)です。この歯は、かみ合わせの要になる一番   大事な歯ですが、一番早くダメになりやすい歯です。その理由は、かみ合わせ面の形が複雑で、生   えてくるのに時間がかかる(平均17ヶ月)ためです。そこで、この第一大臼歯がどれくらいダメ   になっているかで、あなたがいつごろ入れ歯になるかを占うことができます。   子どものことに詰める処置をした第一大臼歯は、治療をくりかえし、結局抜歯となってしまいま   す。もし、今までどおりのセルフケアだと、その流れのままに入れ歯になってしまうでしょう。   〇治療を重ねれば重ねるほど悪くなる   詰めものをした第一大臼歯は、数年から十数年で歯全体に金属をかぶせるクラウンに変わりま   す。治療した歯は、更に悪くなったとき大きな処置になってしまうのです。   クラウンになった第一大臼歯は、管理が悪ければ、ある年月で歯ぐきの問題か、再度むし歯にな   るかで抜歯され、ブリッジ(両隣りの歯を削って支えにして抜けた歯を補う処置)になるでしょ   う。これが60歳代ならいいのですが、40歳でこの状態になってしまうと、一生入れ歯なしとい   うわけにはいきません。なぜならブリッジの土台になった歯は10年から20年で失われることに   なるからです。口の中の悪い衛生状態がつづくと、あっという間に入れ歯になる可能性は大きくな   るのです。   髪が薄くなったりシワが増えるのは病気ではありません。でも、歯がなくなるのは病気が原因な   のです。日常の適切な手入れと、生涯自分の歯でかめることを考えた治療と専門的ケアをすれば、   あなたの寿命より歯の寿命は長くなるなずです。