知らないと損するホームケア

虫歯や歯周病にならない方法について

虫歯ができやすい場所とその対策知っておこう。

虫歯ができやすい場所は、3カ所です。

1つ目は歯の溝です。特に奥歯は山と谷のような形になっていて、谷の部分に虫歯菌(歯垢)を磨き残してしまいます。停滞している虫歯菌が放出する毒素によって穴が開きます。そして、虫歯となってしまうため、入念なブラッシングが必要です。

しかし、歯の溝(谷)に入り込んだ虫歯菌(歯垢)はなかなか歯ブラシではかき出せません。そこで、定期的に必ず検診を受け、歯科衛生士に特殊な器具で清掃してもらうと良いでしょう。

2つ目は歯と歯が接している側面です。

ここはまったく歯ブラシではきれいに清掃することが不可能であるため、フロス(糸ようじ)を必ず通して下さい。歯と歯が接している側面をコンタクトポイントと呼びます。本来人間は28本歯があるのですが、このコンタクトポイントを数えると26カ所となります。

すべてのコンタクトポイントにフロス(糸ようじ)を通すのが理想ですが、歯並びの状態によっては通らないところもあるでしょう。

無理なくフロス(糸ようじ)が通る所は上手に清掃し、虫歯から歯を守りましょう。このコンタクトポイントの清掃も定期的に検診を受け歯科衛生士にチェックしてもらって下さい。

3つ目は歯のつけ根(歯肉の境目)です。この場所も通常のブラッシングでは、虫歯菌(歯垢)を磨きとることは、ほぼ不可能です。

この場所を清掃するには歯間ブラシが必要になります。外側から歯間ブラシを挿入し、歯と歯の間の汚れを取り除きつつ、歯肉のマッサージもぜひ一緒に行って下さい。そうすることで歯周病予防にもなり一石二鳥となります。この3つの虫歯が発生しやすい場所を意識して清掃しましょう。

この歯間ブラシもすべての歯に抵抗なく入るわけではありません。歯並びの状態によっては、挿入できない所もあるはずです。無理なく挿入できる所に歯間ブラシを使用し、できるだけフロス(糸ようじ)とうまく組み合わせることがおすすめです。又、歯ブラシ1本ではだいたい50~60%くらしか、歯垢は落とせません。歯間ブラシフロス(糸ようじ)を併用して、ようやく89%まで磨き取ることができます。歯科医院で磨き残しの割合をチェックすると良いでしょう。

目標の磨き残しは15~20%以下が理想です。このレベルを維持できていれば虫歯や歯周病でのトラブルはほとんど無くなるでしょう。

そして、磨き残した15~20%の歯垢や歯石を定期的に歯科衛生士にクリーニングを行ってもらえば、生涯虫歯や歯周病と無縁となり、入れ歯に頼ることのない人生を送れるはずです。ぜひ、フロス(糸ようじ)歯間ブラシ日常生活に取り入れ、定期検診(クリーニング)を受診して下さい。そして、ぜひ1本も歯を失うことのない人生を送って下さい。