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お酒(アルコール)で虫歯菌は死滅しませんよ!

「お酒を飲むと歯ブラシがめんどくさくなっちゃうだよね!。アルコールでむし歯菌も死ぬはずだからそのままねちゃだめなの? 寝る前に牛乳を飲んで就寝するのはどうなの? 歯みがきしないで寝たらまずいですか?」こんな質問時々耳にします。 「夜のリラックスタイム・・・。寝酒が習慣。アルコールの殺菌効果で、む し歯菌もイチコロだ。と信じているが、最近歯が痛い。これはむし歯か?」 結論からいいますと、残念ながらお酒でむし歯菌を殺菌することはできません。 このかたは寝酒をたしなまれているようですが、せいぜいブランデーのアルコール度数は 40度から50度くらい。この程度では、殺菌効果は期待できません。引火するほどアルコー ル度数の高いお酒をストレートで飲んだとしても、プラークを除去することはできないでしょ う。それに、アルコール度数が極端に高いお酒を毎晩ストレートで飲んでいたら、喉や胃腸の 粘膜を傷つけてしまいますよ。プラークは、排水溝のなかのヌメヌメとした汚れのようなも の。そう簡単には取り除けません。放っておくとバイオフィルムという粘着力の強い膜を作り 出し、そのなかでさらに細菌が繁殖します。このバイオフィルムの内側には、アルコールも浸 透しません。そして、その排泄物である酸が歯を溶かし、むし歯を作ってしまうのです。 おつまみを食べていないから大丈夫?そんなことはありません。お酒には糖分が含まれている ものも多いのです。むし歯菌は糖をエサにして歯を溶かす酸を作り出しますから、アルコール の殺菌効果を期待して歯を磨かないで寝てしまうのは、むし歯菌にエサを与えて快適な環境を 提供してやっているようなものです。 また就寝前の牛乳も虫歯をつくります。牛乳250ミリ中の糖質量は練乳スプーン1杯ていど あります。練乳をなめて就寝してしまう状態と同様です。 寝ている間は、細菌を洗い流してくれる唾液がほとんど出ないので、お口のなかで細菌が繁殖 しやすくなります、しかもお酒を飲んで寝ると体が脱水傾向になり唾液はより出にくくなりま す。また、ワイン、梅酒、チューハイなど酸性のお酒であれば、酸蝕歯(酸性の飲食物によっ て歯が溶ける)も心配です。 プラークを取り除くには、歯ブラシでていねいにかき出すのが一番効果的です。歯ブラシとフ ロスを使って、お口のなかのむし歯菌を追い出しましょう。 お酒を飲んだ後は歯みがきが面倒になってしまうかたも多いかもしれませんが、健康なお口を 保つため、寝る前にプラークをしっかり除去することを習慣づけましょう。 プラークはむし歯、歯周病、口臭の元凶。口臭を防いで、朝からさわやかな笑顔で。職場でも 周囲の視線が変わりますよ。 「残念ながら、お酒でむし歯菌は死にません。素敵な笑顔をキープするには、就寝前の ていねいなブラッシングが欠かせないのです。飲んだあとは面倒になってしまうかもしれませ んが、ぜひとも習慣にしてください。」 くれぐれも就寝前の歯磨きは欠かさず、歯みがき後にお口にしてよいにはキシリトール系 のお菓子だけです。           食事          

歯科と基礎疾患(持病)の関係とは?

歯の治療と持病の治療は何の関係があるの? 「近ごろの歯医者さんの問診票って、糖尿病だの脳血栓だの骨粗鬆症だの、たくさ ん質問があってめんどくさい。これって必要なのでしょうか?。だって歯の治療と持病の治療なんて、なんの 関係もないでしょ?持病の薬まで書かなくちゃいけないなんて何の意味があるの?」 なるほど、たしかに歯科医院の問診票には質問項目がいっぱいあります。生活習慣とか、持病と か。書くのもたいへんでしょう。で、これが無駄なんじゃないかとお考えですね? 結論から申し上げますと。歯科治療と全身疾患の治療は、関係、大いにありです。歯科医院におい でになった患者さんが、自分の全身の状態がどうか、どういう薬を飲んでいるかを歯科医師に伝え ることは、ご自分の身を守るためにとても大事です。 たとえば、血液をサラサラにするワーファリンという薬がありますね。血栓の予防に飲んでいる 方、多いのじゃありませんか?これを歯科医師に申告せず、「たかが抜歯だ、大丈夫」なんて思っ てたらたいへんです。なかなか血が止まらない。止血処置のためには相応の準備をしておく必要が あるんです。 骨粗鬆症の患者さんも要注意です。BP(ビスフォスフォネート)剤という骨粗鬆症の治療薬を長く飲んでいる患者さんが 不用意に抜歯すると、顎の骨が壊死してしまうことがあります。 糖尿病の患者さんは、免疫が低下するので感染を起こしやすいです。私が駆け出しだった頃、歯周病で歯を抜いたのですが、その後骨髄炎を起こしてしまった方がいました。 「歯医者は、歯のことしか知らないだろう」なんて思われがちですが、きちんと申告してもらわないと、患者さんの不利益に なります。持病についての質問は、必須項目なんです。 いちいち書くのがたいへんなら、お薬手帳ありますね。あれをお持ちください。それか、手 帳に貼るお薬のシールだけでも財布のなかに日ごろから入れておいて、受付で「コピーを撮ってく ださい」って出してください。 ご自分の身を守るため、必ず、必ず、お願いします。 「歯科治療と持病の治療は関係大あり。患者さんの全身状態について知らずにいては、必要な配慮 や処置ができません。ご自分の身を守るためにも全身状態について歯科医師に必ず伝えてくださ い。」http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/

歯ブラシで新型コロナウィルスが予防できるってウソ?ホント

「カギ」と「ハサミ」をもつウイルスたち 世界中で新型コロナウィルスが相変わらず猛威振るいとどまる気配がありません。 今後もまだまだこの状況は続くのではないでしょうか?これからウィルスとの長い戦いに 備え、そして今後の皆様の健康維持に対してぜひ一読お願いいたします。 実はウイルスは不潔なお口になればなるほど感染のリスクは上昇してしまいます。このことは インフルエンザウィルスですでに証明されているのです。そしてウィルスは皆構造が類似しているため、どのウイルスに対しても以下の考え方が当てはまるでしょう。 では、インフルエンザウィルスを例にとってご説明しましょう。   むし歯や歯周病などのお口の清掃が不十分な人は、インフルエンザにかかりやすく重篤に なってしまうことが証明されています。インフルエンザだけでなく、コロナやノロウイルス 風邪の各種ウイルスは皆構造が類似しているのは前術のとうりです。 ウイルスは、細胞にくっついて、そのなかに入り込んで生きる病原体です。まずはインフル エンザウイルスの感染から発症までの仕組みをご説明しましょう。 鼻や口からからだに入り込んだウイルスは、鼻腔や咽頭などの上気道の粘膜に付着します。 そして、ウイルス表面にある特殊な突起ーHA突起(HA抗原)をカギのように挿し込んで、粘 膜の細胞内に侵入します。 細胞のなかで増殖して仲間を増やすと、今度は表面にあるNA突起(NA抗原)をハサミのよ うに使って、隣の細胞に飛び出し付着して入り込んでいきます。これが繰り返されてウイルス に侵された細胞が増えていき、インフルエンザが発症します。 お口のなかには、何百種類もの細菌が数百億も住みついています。細菌は、唾液や、歯と歯 ぐきのあいだからしみ出る体液を栄養にして増えます(食べカスを栄養源にするというのは誤 解です)。お口の病気にかかっていたり、お口の清掃が不十分だと、その数は数千億にもなっ てしまいます。 歯の表面につくられるプラーク(歯垢)は、「バイオフィルム」といわれる細菌のかたまり で、100%が細菌とそれがくっついたネバネバ物質からできています。歯の表面だけでな く、歯周ポケットや舌、のどなどにもいろいろな種類の細菌がバイオフィルムとなって住みつ いています。 それらの細菌が出す酵素は、上気道の粘膜を覆っている薄い膜を溶かしてしまいます。する と、細胞表面のレセプター(受容体)が露出し、インフルエンザウイルスをキャッチするよう になります。 レセプターが露出することで、HA突起やNA突起ーつまりウイルスのカギとハサミのはたら きが助けられるので、ウイルスの感染が広がりやすくなります。また、細菌がつくる毒素は、 細胞に害を及ぼしてウイルスの侵入を許してしまいます。 だから歯みがきでお口のなかの細菌を減らす 過剰に増えた細菌は、このようにインフルエンザの感染を助けます。ですから、日ごろから 歯みがきなどでしっかりお口の清掃をし、歯科医院でお口のクリーニングしが、インフ ルエンザ予防に大切です。ウイルスの悪い友だちになる細菌を少なくしておけば、インフルエ ンザにかかりにくくなるわけです。 実際、デイケアに通う要介護状態の高齢者に、歯科衛生士さんが週2回お口の清掃をして、 清掃の仕方も教えてあげたところ、インフルエンザにかかった人が少なかったという研究報告 もあります。 なお、ご自分でお口のケアがしづらい高齢のかたには、歯ブラシなどが届きにくい場所のバ イオフィルム対策に、抗菌性のある洗口液常用をおすすめします。 したがって、現在世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスも、お口のなかのケア を入念に行っておけば、感染のリスクが低下するのではないでしょうか? 一部の細菌学者は、「外出後のうがいは意味がない」とおっしゃっていましたが、わたしはそ うは思いません。外出後含嗽剤でうがいをし、更に歯ブラシを行うことによってお口のなかの 細菌を少なくすることができれば、上気道の粘膜の保護に繋がり各種ウイルスの感染 の可能性を低下させることが可能と考えています。 ◎起床時は直ちに歯ブラシせよ   また外出後にかかわらず、起床時直ちに歯ブラシを行うこともおすすめしています。就寝中は 唾液の分泌が低下し、お口の中はかなりの乾燥状態です。当然お口の中の細菌数は起床時 が最も多く、ウィルスに狙われやすい状況です。コロナやインフルエンザだけでなく、風邪の 予防にも起床時の歯ブラシはおすすめです。つまり歯ブラシのタイミングは起床後、朝食後 昼食後、就寝前4回を基本と考えて下さい。何気ない日常の歯ブラシですが、この行為が ほんの少しでも新型コロナウィルスの感染予防の低下のつながればうれしく思います。 新型コロナウィルスはいつ収束するのか 見通しは立ちません。今できることは 外出時はマスクの着用、3密を避ける 外出後はうがい、手洗い、そして歯ブラ しの実践を追加していただき、100年 1度と言われる国難を乗り切ろうではありませんか。

新型コロナウィルスに対する感染拡大防止について その2

いまだ猛威を振るっている新型コロナウィルスですが、当院では院内感染対策及び、感染 拡大防止の対策とし、4月27日から5月6日まで緊急を要する患者様のみの対応とさせてい ただきたいとおもいます。歯が痛くて夜寝れなかった、入れ歯が壊れた、詰め物が取れた 歯肉が腫れたなどは、遠慮なく045-892-8318までお電話お願いいたします。 クリーニングやホワイトニングは緊急性を必要としないため、5月の連休明けにご予約を 入れていただけたら幸いです。歯科は日本の政府や神奈川県から休業要請は発令されていませ んが、新型コロナウィルス感染拡大防止に対し、当院が少しでもお役に立てらればと思い スタッフとの相談の結果、このような措置をとらしていただく運びとなりました。現在治療で 通院中の患者様には、予約の間隔が大きく開いてしまいご迷惑をおかけしてしまいますが、 何卒通院中の患者様を、そして当院で活躍しているスタッフたちを守るための苦渋の決断で あることをご理解そしてご容赦いただけたら幸いです。 また院内での感染症対策は最大限行っております。詳しくはサイトのトップページ及び前回 のブログに掲載していますので、そちらも参照していただけたらと思います。 振り返れば、人類とウィルスの戦いの歴史は古くからあるのです。古代ギリシャでスパルタ と戦ったアテネなど、感染症で人口の1/3が失われた時代がありました。そのなかから ソクラテスら偉大な哲学者が数多く誕生したのです。ソクラテスは「私が知っているのは、 自分が何も知らないということだ」という名言を残し、未知なることを謙虚に学ぶ大切を 説きました。 ひるがえって今の日本は、緊急事態宣言下のもと外出自粛の要請が出ているのもかかわらず 鎌倉や湘南、江ノ島には多くの観光客で地元の方々が大変迷惑しているようです。 「自分は感染しないだろう」「まだ感染者数が少ないから外出しても大丈夫」などと 自己中心的な考えが、心の中からそして各自の行動から排除出来なければ、今後もこの ウィルスにいいようにもて遊ばれてしまうことでしょう。 過去には日本も赤痢や結核が流行った時代がありました。今でこそ結核は 完治させることは可能ですが、一昔前では不治の病といわれていたのです。この新型コロナ ウィルスも何年かすると地元の開業医での治療だけで完治する ウィルスの一つになっている ことでしょう。 東日本大震災で学んだ「絆」という言葉はいったい何だったのでしょうか? 昨年日本中を熱狂させた、ラグビーワールドカップでの「ワンチーム」という言葉は 単なる合い言葉だったのでしょうか?いいえ日本という国は幾度となく戦争や、自然災害 から立ち直ってきました。この未曾有の国難も「絆」そいて「ワンチーム」の精神で必ず 乗り越えてられると期待しているのは私だけでしょうか?  

新型コロナウィルスに対する院内感染対策について

まさか中国に端を発する新型コロナウィルスがここまで世界中に猛威を振るうことになろうと は誰が想像できたでしょうか? 今、多くの人がウィルスという目に見えない敵に、得体の知れない恐怖を抱き、なにを 信じて良いのか分からなくなっていることでしょう。 我々医療従事者及び医療機関においてもコロナ差別という言葉を目にするようになりました。 当院では安心して患者様に歯科医療を受診していただけるように感染症対策を最大限 行った上で診療行っております。 ウイルスという目に見えない敵ではありますが、人類は過去にも多くの 似たような危機に屈することなく、たくましく生き延び今日の繁栄を築いてきたのです。 この緊急事態宣言下において、国民一人一人が意味を良く理解し、自己中心的な考えを 捨てることが何よりも大切なのではないでしょうか?他人を思いやる気持ちの欠如に 我々人間たちが気づかなければ、私たちの生活にますますこのウィルスは侵入してしまいます 。横浜歯科クリニックは開業以来、特に衛生面および安全な医療に力をいれてきました。 患者様のお口に入る器具は全て滅菌もしくは廃棄しています。そして患者様の診療 終了ごとに消毒液での診療台の清掃、ドアノブなど導線の消毒を徹底しています。待合室でも 密着、密接、密閉が起こらないように予約の時間を長めに、なおかつ患者様の入れ替わりの 時間も考慮し予約を調整しています。ソファーの間隔を広げ十分換気を行って診療を おこなっております。また患者様の来院のたびに健康状態のチェック、スタッフも検温を 行い、体調不良者は診療室に入室禁止としています。診療開始時には患者様の口腔内 を消毒液にて洗口して頂きお互いの感染リスクを低下させる、といったこともおこなっております。キッズコーナーや 雑誌等も不特定多数のかたが触れるため現在、閉鎖および撤収しております。なにとぞご不便 をおかけいたしますが、ご了承いただけたらと思います。大型空気清浄機2機フル稼働させ 安全面に最大限配慮した上で診療を行っていきますので、今後とも宜しくお願いいたします。 人類史上始めってと言って良いくらいの試練ですが、ぜひ皆様とご一緒に乗り越えていきま しょう。

咬むと歯が痛い。どうしたらいい?

一般歯科で患者さんが歯の痛みで来院される多くのケースは 1.歯の神経の痛み(虫歯)→しみる。ズキズキする。 2.歯の歯根膜の痛み   →噛むと痛い。食べれない。 の大きく2つの痛みです。まずはきちんと歯の痛みの原因を来院して診査し、痛みの原因を患者さ んに説明してから治療へと進んで行きます。 今回のお話しでは 咬むと痛い 咬むと痛い原因は、歯の中にある神経の痛みではなく、歯の根の周りにある歯根膜の炎症による痛 みです。 口の中に髪の毛が1本入ったとき、歯でその髪の毛を咬んだときに、その髪の毛の太さが感覚的にわ かると思います(1ミリない太さを感じ取れるほど繊細な感覚です)。 その感覚をつかさどっているところが、根の周りに張り付いている歯根膜です。 咬むと痛い原因は 1.詰めたもの・被せた冠の咬み合わせが少しでも高い(あたりが強い) 2.歯周病が進行し歯周ポケットからバイ菌が入って歯茎が腫れた→歯が少し浮いたような感じに なる。 3.歯の神経がむし歯菌に汚染されて死んでしまっていた。そして根っこの先端にバイ菌が繁殖した。 4.神経を取ったあとの治療せず放置し、歯の内部にバイ菌が繁殖した。 このように咬むと痛いというのは、上記以外にもいろいろな原因がありますから、まずはその原因 をきちんと診断して、その原因に合う治療を行うことです。 歯根膜とは、口の中に髪の毛が1本入ったとき、歯でその髪の毛を咬んだときにその髪の毛の太さが 感覚的にわかるセンサー 歯周靱帯とも言う。この組織が何らかの原因により炎症を起こすと咬むと痛いという現象が起こる ことになります。 ここが炎症がおきると、やわらかいものでも咬めない感じになり、歯が浮いたような感覚が出てきます。 虫歯を放っておいたら、咬むと痛くなるのは、神経が壊死・壊疽をおこして歯根膜炎を起こすから です。 歯髄炎→歯根膜炎もしくは歯周病→歯根膜炎などいくつかの経緯をたどっていくケースがほとんどです。 しかし見落としがちなのが就寝時の歯ぎしりでしょう。食べ物の咀嚼時は歯にかかる力は3キロくら なのですが、歯ぎしりや歯の食いしばりで歯にかかる力は、その方の体重分ぐらいかかります。 ある大学のデータでは、どの人でもおおよそ一晩にトータルで1時間半くらいの歯ぎしりを しているようです。自覚がない話であるのできちんと歯科医に相談してみるとよいでしょう。 http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/

歯が痛い どういうこと?虫歯編

一般的に患者さんが来院される場合の多くは、「歯が痛い」です。 虫歯が進んで行くと、歯の中にある神経に虫歯が近づくにつれて歯の痛みは増して行きます。 歯の神経の痛みは、始めは冷たいものに反応しますが、次第に虫歯が進んでゆくと何もしなくても ズキズキとした、かなりの痛みがでてきます。 小さい虫歯であれば麻酔をしなくても、虫歯の部分(やわらかくなった象牙質)を削っても実際に はあまり痛みはありませんから、そのような場合は麻酔は極力しないようにしております(特に小 児に対して)。 しかし、虫歯が神経の近くまで到達している場合は、虫歯の痛みはかなり激しいですから、このよ うな場合は必要十分な麻酔をして、麻酔がきちんと効いている状態で歯の神経を取る治療を行いま す。歯の神経をとる治療のことを「抜随(ばつずい)」と言います。 レベルアップするほど、痛くなり重症ということになります。しかし神経が完全に 死滅すると1次的に痛みが治まってしまします。 レベル0 虫歯でもないのに冷たいものでしみる→知覚過敏→しみにくくなる薬を歯にすりこんでみる。 レベル1 小さい虫歯→冷たいものでしみる→削って詰める。もしくはフッ素を塗布して様子をみ。 レベル2 大きい虫歯 冷たいだけでなく、温かいものでもしみる。 ↓↓治療法 ◎削って詰めてみる ◎痛みをやわらげる薬を虫歯の一番深いところにひいてみてから詰めてみる それでもしみて痛みを感じるならば ↓↓抜随するしかない。。。→麻酔して神経をつる(抜随) レベル3 虫歯の痛みで一番痛いレベル・・・ 神経まできた虫歯 ・はげしい痛み(突然も多い) ・夜寝ようと思ったら痛い ・痛み止め効かないくらい痛い ↓↓治療 麻酔して神経をつる(抜随) レベル4 レベル3の激しい痛みに3,4日(よくあるケースとして・・・)耐えきれた我慢強い人5日間くら いにウソみたいに激しい痛みがなくなる。 昨日までの痛みは何だったんだ・・・ 神経が死んだからです。(もう少しは医者さんらしく言うと神経が壊死したなんて言う。) ↓ 痛くないか放置 ↓ 死んだ神経がくさる。(壊疽と言います。) 共に咬むと痛くなってきます。     ◎とにかく早く受診しましょう。 痛みはとにかく我慢せず早い段階で歯科医院を受診しましょう。軽傷であればあるほど診療で 嫌な思いもしなくてすみます。そして何よりも神経をとる治療まで発展してしまうと、通院期間は 長期的になります。そして覚えて頂きたいことは、神経を取ってしまった歯は栄養や水分が歯に行き渡らなくなります。お花で例えるならばドライフラワーのようにもろくなり、歯の寿命は 15年ほどとなります。ほとんどのケースは歯が破折して抜歯し入れ歯もしくはブリッジ、 インプラントなどと被害が拡大し、治療費も高騰、通院期間も長期的になり良いことは何一つ なくなります。ぜひ歯を削る、神経を取るという行為が必要となる前に歯科医院を受診してくださ い。そして計画的に定期検診及び定期クリーニングを受けて下さい。 http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/      

子供の虫歯、食べ物より飲み物が原因なんてこともあるんです。

娘(8ヶ月)は野菜ジュースが大好き。水代わりに飲ませてます! 「甘いジュースって砂糖がたっぷり入ってて歯によくないんでしょ? だからうちは、幼児向け野菜ジュースを飲ませてます。栄養が取れてすっごく喜んで飲むし、 お風呂上がりにも水代わりにね!マグに入れるとチュパチュパとけーっこう長持ちして、機嫌 がよくて助かるわ~。」 赤ちゃんの水分補給、とくに暑い時期には気を使いますよね。離乳食がはじまった頃は味の好 みも出てくるころでしょう。お風呂上がりの甘味のある野菜ジュース、さぞかしおいしいで しょうね。 ただね、気がかりなことがあるんです。ひとつはむし歯です。 というのも、野菜ジュースとはいうけれど、そのなかに砂糖(ショ糖)が入っているものが けっこうあるんですよ。日ごろ娘さんに飲ませているジュースの裏や横に「栄養成分表示」っ てあるでしょう?小さい字ですがぜひ読んでみてください。「ショ糖」って書いてありません か?ショ糖というのは砂糖の主成分のこと。終始飲ませていると、とくに長い時間をかけて チョビチョビ飲んでいると、口のなかのむし歯菌に栄養を与え続けることになりかねないんで す。できれば、時間をかけずに飲めるといいんですけど。 もうひとつ心配なのが酸蝕です。その幼児向けの野菜ジュースには果物が入っているようです が、原材料にレモン汁とかクエン酸などの酸味も加えられてはいませんか?野菜ジュースっ て、おいしく飲めるようにと、酸味のある果汁を加えたり、日持ちをよくするために酸味が加 えられていることが多いんです。 じつは「酸」って、歯に触れると歯を溶かしちゃう性質があります。マグや哺乳瓶でチョビ チョビと飲むと、ジュースの酸が吸い口から生えたての前歯に長い時間集中的にかかってしま い、歯が溶けやすいんです。 ことに、赤ちゃんの生えたての歯はやわらかく、むし歯にも、ジュースの酸にも、とっても弱 いんです。気がかりですね。 ジュースは全面的にダメとは言いません。でも大事な赤ちゃんの歯を守るには、飲む時間を 「お昼寝から起きたら」とか「おやつに」とか決めて、ダラダラ飲ませないようにしたいもの です。それからもちろん、寝る前の歯みがきにはフッ素(フッ化物)を使ってくださいね。 「野菜ジュースすべてが歯に安全とは限りません。そのジュース、砂糖が入っていませんか? 酸っぱくないですか?調べてみてくださいね。野菜ジュースといえど、ダラダラ飲みから脱却 してお子さんの歯を守ってあげましょう!」 カゴメ 野菜一日 これ一本 200ml×24本    

子どもの歯(乳歯)の虫歯予防が必要な6つの理由⑤⑥

⑤乳歯から永久歯へ生えかわる時期にむし歯をつくりやすいから! 乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)に生えかわるのは、だいたい5才~15才くらい の間です。前歯から奥歯にかけて順番に生えかわると考えてよいのですが、むし歯をつくるバ イ菌は、この生えかわりのタイミングを狙っています。まず、永久歯が出始めると、その真上 にある乳歯はグラグラして抜け落ちるのですが、出はじめた永久歯が完全に頭を出しきるま で、3ヶ月から6ヶ月かかります。 その間、永久歯の頭の上には常に中途半端に歯肉に覆われ、常にその周囲にむし歯菌が停滞し ています。又、生えたての永久歯はとても柔らかく、虫歯になりやすいのでとてもリスク高い 時期といえます。更に甘い飲食物を頻繁に摂取する時期でもあり、歯ブラシも上手にできない 年齢です。細心の注意を払い、予防処置が必要な時期であると覚えておいていただきたいとこ ろです。とにかく、この年齢くらいが最も生涯で一番虫歯のできやすい年齢です。この時期を 乗り切り、「20才まで、1本も虫歯をつくらない」を達成しましょう。   ⑥乳歯から永久歯へ生えかわる時期が、歯並びに大きく影響を与えてしまうから! 5才から15才くらいの間に、乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)に歯は生えかわり ます。ただし、永久歯が変な場所から生えてきたり、乳歯がなかなか抜け落ちなかったり、顎 が成長せず永久歯の大きさと顎の大きさにバランスがとれなかったりと、様々な要素が絡み 合って、悪い歯並びに導かれやすい時期ともいえます。歯並びが悪くなってしまうと見栄えが 悪いだけではなく、成人になってから虫歯や歯周病にかかりやすく、しかも進行が速い環境と なり、本来の歯の寿命をまっとうできなくなり、50代後半から60代で抜け落ちてしまう傾 向にあります。つまり歯の生えかわりの時期は、とにかく定期的な検診が必ず必要となってい ます。後々矯正治療が必要になってしまうと、40万円~80万円くらい治療費がかかってしますので 、この年齢での定期検診は本当に重要であることをご理解ください。         http://www.cyber-digital.jp/dental-flash/