重度歯周病とは?

重度の歯周病についてお話しします。歯周病が 重度になるとさらに状況は悪くなります。歯を支えている骨は三分の二以上が溶けて、歯周ポ ケットは非常に深くなり、歯がグラグラと動きだし物が食べにくくなります。 歯根に大量の歯石が付き、歯肉は下がり歯根が見えてきます。また歯肉は赤く腫れていて、歯と歯 肉の境目からは膿がでてきます。 朝目覚めると口の中がねばねばし、血の味がしてくることもあります。口臭も強くなります。 一見きれいな歯肉かなと思いますが、かぶせ物と歯肉の間の隙間がたくさん空いてきてしまいま す。 これは歯を支えている骨が溶けていることをあらわしています。歯の表面はしっかり歯磨きされて いますが、歯と歯の間にはプラークが歯根に付いています。 歯もグラグラしますが、かぶせ物をしてそれらが繋がっていると、歯が動いているかをご自身で自 覚できないときもあります。 レントゲンで見ると、右の歯の骨が歯根の先に向かって溶けているのがわかります。そして、歯を 支えている骨が歯根の先端あたりまで溶けているのがわかります。結果として歯がグラグラして来 て、あたかも歯がだんだんと伸びて来るように歯根から押し出されてきます。ここまで来てしまう と大抵抜歯となり、部分入れ歯、総入れ歯へと移行していきます。歯周病は自覚症状が出てから では、間違いなく手遅れになります。早期発見、早期治療は必須でしょう。