もう1度歯周病(歯槽膿漏)を理解しよう その2

「歯周病」とは、「歯肉炎」と「歯槽膿漏(しそうのうろう)」の総称です。 歯周病は生活習慣病ともいわれています。喫煙、間食が多い、口腔内の清掃不良、ストレスなど悪 い生活習慣や、老化、免疫力低下、糖尿病も歯周病の悪化原因です。喫煙に関しては1日の喫煙本数 が増えると歯周病のリスクも増えます。 歯周病は肺炎、動脈疾患、低体重児出産、感染性心内膜炎を引き起こす可能性があり、歯周病は全 身の健康と深い関わりがある病気とされています。 歯周病を簡単に表現するならば『歯を支えてい る骨がとける病気』といえます。骨が溶けて歯 が抜け落ちるまでの流れをみてみましょう。 お口の中を歯ブラシでみがいたとしても、取り 除けるバイ菌は60%であり、実に40%は歯にみ がき残したままです。 歯肉炎 磨き残しのバイ菌が歯のつけ根に停滞し、やがて硬くなると歯石となり、歯ブラシでは取り除けな くなります。 軽度歯周病 長期間にわたり歯石を付着させたままいると、歯石から分泌される毒素によって、歯を支えている 骨が上部から溶けて行きます。 中度歯周病 このような状況では、さほど自覚症状はみられませんが、歯周病の進行度としてはかなり進んでし まっています。 重度歯周病 ここまでくると「咬むと痛い」「腫れた」「歯がグラグラする」という症状が現れますが、すでに 末期症状であるといえます。 末期 そして、ついには抜け落ちてしまいます。 したがって骨が溶ける現象をどこかで食い止める必要があるのです。一度溶けた骨は二度と復活す ることなく、薬でも治りません。